ドラマ『ファイトソング』 (ネタバレ雑感 )
TBS火曜10時って、胸キュン系ドラマ枠ですよね?
確実に製作側のターゲットから的外れのうすらハゲのオッサンなんですが、長い付き合いの岡田惠和脚本なので欠かさず見ているので、最終回を前にして雑感。
私の岡田惠和感は、ほぼ1年前にドラマ『にじいろカルテ』で書きました。
今回は、胸キュン系ドラマ枠ということを意識したのでしょう。かなり恋愛要素が前面に出た話。
そして得意の余命もの(余命じゃないけど)。私は「セミオトコ」パターンと呼んでいますけどね。
さらに施設という設定も得意の疑似家族もの。
悪人の出ない、喪失を伴う「そして、生きる」もの。
岡田惠和の手クセがすごい!
いや、ヒドイ(笑)
ところが最終回を前にして「2年後」に進展して急展開。
早いエピローグかと思ったら、むしろここから本領発揮なんじゃねーの?ってくらい俄然面白くなった。
いや、予想通りといえば予想通りなんだけど、「胸キュンドラマ枠」としては正しい展開のような気がします。オッサンも切ないもん(笑)
余談
そういや「胸キュン」で思い出した全然関係ない話。
かれこれ4年近く前、『となりの怪物くん』(2018年)という胸キュン映画を、わざわざ渋谷の映画館で観たんです。女子中高生で溢れかえった映画館で「夫婦50割引」はウチの夫婦だけだったろうね。
そしたら、ポップコーンを抱えた女子中高生の間を縫って、一人のお爺さんが近づいてきて「これはアニメか?」と私に聞いてきたのです。
「違います」と答えたら、「大野が出てるのか?」とさらに問われたので「『怪物くん』違いですね」と教えてあげました。
あの爺さん元気かな?
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