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外へ出てみたらとは言われども

日の光を浴びるといいみたいだよ
散歩がいいらしい
外の空気も吸いに行ってみたら

うつ病だという話をした際に
友人たちからかけられた言葉の中に上記のような言葉があった。
きっと、うつ病がどのような病気か調べ、
かけてくれた言葉だと思う。
有難く思うと共に難しいことだなぁと申し訳なく思った。

主治医の先生からも
空を眺めるだけでもいいんですよ
と言われていた。

だが実際、休職当初は
起き上がるのさえしんどく、眠気もひどかった。
とてもじゃないけれども、体を起こすこと
ましてや動かすなんてできやしなかった。

様々な音も異常に大きく聞こえ、
電気などの光も異常にまぶしく、
遠くのサイレンの音に異常に不安感を感じた。

目を閉じて横になり、
音量1-2のテレビを聞いているくらいしかできなくなった。
だが、小さい音の中で、目を閉じて視界を暗くし、
横になっているのが心地よかった。

半年以上たった今は、起き上がることも楽にでき、
外へ行くことも以前より増え、
テレビの音量も以前同様になり、
たまに電気が変え時なんじゃないかと思え、
サイレンに関しても変に不安感を感じることもなくなり、
こんなふうに文章を打てるくらいにはなった。
数日後には、友達とランチにいく予定になっている。
久しぶりのお出かけに対して、
『ワクワクする』という意気持ちも帰ってきた。


もし、これを読んでいる方のご友人が
もし万が一、うつ病になってしまった時は
まずはゆっくり横になって、
たっぷり休んでと伝えもらえればなと思います。
うつ病の程度によっては動くことができないので、
ご容赦いただけるとありがたい。




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