見出し画像

その時職場に激震が走ったといわれている

フロアに激震が走ったよ、休職の話が出たとき
みんなびっくりしてる

職場で一番仲が良く、国内外ともによく一緒に飛び立つ
親友と呼べる同僚から言われた。
彼女は数少ない、直接うつ病を打ち明けた人物だ。

休職前、職場ではそこそこ頑張って仕事をしていたのです。
こんなんでも一応、チーム引っ張ってたり、
他部署他社とやり取りしたり、提案したり手順とかルールとか設定したり、
異動した後も巻きで独り立ちさせてもらったりとか。
そんなこんなで職場ではどちらかといえばバリバリ派だったんです。
これからもキャリア積むぞー!よっしゃー!
将来と推し活のためにお金稼ぐぞー!!!とやってきたのです。
そんな私が突然休職というニュースが入り、ざわついたらしいんですよね。
驚かせてごめんねぇと今はゆるっと思ってます。

最初は夏バテだと思ったんですよね。
ここ数年、毎年夏バテしていたので。
食が細くなってても特に気にも留めなかったんです。
きっとそれに疲れとか色々積み重なったんでしょう、
ある日いきなり、ご飯の味がしなくなりました。

ホワイトソースのもったりとした舌触りと
マカロニのもちょもちょする歯触りと鼻に抜けるエビのにおい、
某コンビニの美味しいエビグラタンが味だけがしないのはおかしいだろと、
最初は不良品かと思ったけれど、色々前兆が出てた時だったので
その時にやっと自分の体が
自分のメンタルがそんな状況にまで来てるんだと自覚しました。

そこから約一週間後、精神科の予約が取れ、受診し、
『明日からでも休んでほしい』という旨と、
うつ病と診断されたのでした。
なんかふっと、少し肩の荷が下りたような、
えにも言えない謎の不調に名前が付いたことに安堵したことを覚えてます。


そんな状態でしたが、仕事はできていたんです。
目標は達成していたし、職場でのコミュニケーションも問題なく、
休職すると上司に伝える数分前まで仕事をこなすことができていたんです。
一時的な仕事多忙になると、耳鳴りも吐き気も出たことがあったので、
いつも通り普通今日も通常とそう思ったんです。
あと、まだできる、まだやれる、まだ頑張れる、そう思ったんです。

よくよく考えたら2か月近く症状が続いていたんですよね。
けど、そんな長い間症状が出ることがおかしいということすら
その時は気付けない状態でした。


去年からの目標は
・自分の不調に気づき、不調から目をそらさないこと
・きちんとご飯を食べること
・頑張りすぎないこと

まずは、今日はなかなか調子がいいのでお夕飯を作ろうと思います。
今日の献立はグラタンです。
あの時ぶりのグラタン、味覚が戻った今
味わえるのが楽しみです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?