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40年続く写生会を支える裏方のお仕事。「第41回よこはまファミリー写生大会」レポート

2024年4月21日(日)、横浜 山下公園にて「第41回よこはまファミリー写生大会」(主催:横浜市PTA連絡協議会)が開催されました!

40年以上の歴史があり、今回は保護者の方を含め7000人近い方々が参加した一大イベント。
ぺんてるが協賛するこの写生大会の様子を、スタッフとして参加した新入社員のお仕事風景を交えてレポートします!


晴天の山下公園のあちらにも、こちらにも。画材片手に大集合!

当日はお天気に恵まれ、絶好の写生日和。
大勢のお子さんと保護者の方々で賑わいました!

どなたでも当日自由に参加することができる、この写生大会。
開催時間内に専用画用紙を受け取って、山下公園の思い思いの場所で、写生に取り組みます。

色とりどりの花が咲く山下公園で、どこから見たどんな景色を描こうかと、みなさん楽しそうに場所を選んでいました。

横浜港のシンボル、氷川丸は大人気!
その他にも、海を描く方あり、花を描く方あり。どこを切り取っても絵になる景色ばかりで、モチーフには事欠きません。

画材は、参加者のみなさんがそれぞれご自身のものをお持ちになっています。あちらこちらで、ぺんてるのえのぐやクレヨンをお使いの方を見かけると、ちょっと嬉しくなってしまいますね。

新入社員の初めての社会貢献活動。スタッフとして写生大会をサポート!

会場でピンクのベストを着てお手伝いをしているのは、ぺんてる社員の面々。
この春、入社したてのフレッシュな新入社員たちも、スタッフとして奮闘しました!

えのぐで絵を描く際には、筆を洗うための水が不可欠ですが、使った水を公園に勝手に捨てることは厳禁。
また、大勢の参加者の方々が水場を使うと、公園を利用する一般の方々のご迷惑になってしまうおそれがあります。

そこで、会場にはあらかじめ、写生大会のための簡易水場を各所に設置。
水の準備と処理は、スタッフが責任をもってあたらせていただきます。

バケツの水の入れ替えや、お子さんたちがパレットを洗うのをサポートする新入社員たち。
忙しい中にも、笑顔を忘れずに元気に対応していました。

新入社員にとっては、社会人になって初めての社会貢献活動。
ぺんてるの画材を使って楽しむ方々の姿を間近に目にして、触れ合うことで得られた経験は、きっとこれからの仕事に活かしていけることでしょう!

「表現するよろこびをはぐくむ」ためにできること。ファミリー写生大会への想い

当日は、ぺんてるの和田社長(右)と、ぺんてるOBで、この写生大会を立ち上げた平間さん(左)も来場。

平間さんによると、ファミリー写生大会を立ち上げた背景には、「ぺんてるは、メーカーとして画材を販売するだけではいけない。画材を通じて、楽しさを感じてもらいたい」という強い想いがあったのだそう。

写生大会への協賛は、ぺんてるのVision「表現するよろこびをはぐくむ」を、ものづくりだけでなく、体験の場づくりを通して体現する取り組みなのです。

画材を手に、夢中になって絵を描くみなさんの姿を見ていると、その想いは、今も確かに受け継がれていることを感じます。

さて、一生懸命に絵を描いた後には、さらに嬉しいことが待っています。

それは、先生方による講評。
横浜市小学校図画工作教育研究会の先生方が、一人一人の描いた絵を見て講評してくださいます!

その場で作品のフィードバックを受けられるというのは、なかなかない貴重な機会。
「ここがよく描けているね」、「この部分を描くのは大変だったでしょ」、と語りかけてくれる先生のお話に、お子さんたちは真剣に耳を傾けていました。

自分の作品をじっくりと見てもらえて、お子さんたちも、隣で聞いている保護者の方々も嬉しそうな表情。
今日の思い出が、ますます印象深く心に残ったのではないでしょうか。

40年以上続く、歴史あるこのファミリー写生大会。 
保護者の方々の中には、ご自身も子どもの頃に、この写生大会に参加した思い出のある方もいらっしゃることでしょう。

何を描くか、どう描くか。自分で考えて、悩みながら、試しながら、自分だけの一枚を描き上げる。
そんな中で得られる「表現するよろこび」は、かけがえのないものです。

たくさんの方に、そんなよろこびを感じていただけるよう、これからも末長くお手伝いをしていきたいと思います!