冲処逢合・合処逢冲

冲処(=中)逢合・合処逢冲

【冲処逢合】
・六冲卦から六合卦へと変化するものと、六冲不変卦であっても用神が月建・日辰と合している場合、または用神が発動して合化している場合、また用神が中心となって三合を形成する場合を言います.初めはごたごたがありうまくいかないものが後にまとまる可能性を示します.

【合処逢冲】
・事を量り始めあって終わりなし、はじめは調っていくも終わりに乱れる、はじめ集まり終わり散ずるの象です.上記とは反対に六合卦から六冲卦へと変化する形であったり、日辰月建が用神を冲する時、化出爻が冲を出現させたりすることをいいます.あたかも順調に進みそうな話も、波乱含みとなり先に成就するも後に破れたり親しみ仲のいい関係から憎しみ合う形となるなどという意味になります.

(冲処逢合)           (合処逢冲)
乾為天ー地天泰          地天泰ー乾為天

— 戌→ ‥ 酉            ‥ 酉 → — 戌
— 申→ ‥ 亥            ‥ 亥 → — 申
— 午→ ‥ 丑            ‥ 丑 → — 午
— 辰                — 辰
— 寅                — 寅
— 子                — 子

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