仮の空亡(1)
⑴ 回頭生となっている旺相の用神が仮の空亡である場合
仮の空亡とは、旺相しているが空亡に値っていて一時的に休止している状態を指していいます.
・医者の薬が効くかどうかを占う
得卦:火沢睽ー山沢損
戌月丁丑日(申酉)
— 巳(父母)
‥ 未(兄弟)
— 酉(子孫):〈世爻〉→ ‥ 戌(兄弟)
‥ 丑(兄弟)
— 卯(官鬼)
— 巳(父母):〈応爻〉
世爻に臨む「酉」(子孫)が用神です.
回頭生となり効能は十分期待できますが飛神の「酉」は今、空亡です.
この場合、冲する卯の日によくなり、さらに空亡が解ける酉日より回復が期待できることを暗示していると判断します.
旺相している空亡は
冲と値日により、発動するのと同じ作用をしてきます.
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