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五行断易基礎メモ

五行断易とはー鬼神との対話である

運命学とはー全宇宙:森羅万象の変化(動静:活機)を判断する

「五行」: 観察によって生まれた東洋の科学哲学の基本となる5原素
 5つの原素を「鬼神」という

5原素(気)である「五行(鬼神)」とは
実体化以前の虚(うつろ)な状態であり目に見える現実に作用を起こす源
:「気(鬼)」=潜在的(物質以前の状態)力


[時のエネルギー:鬼神の変化]:流動変化し虚ろい活きている五行(=鬼神)
五行相互関係の作用による時間的支配が、構造(空間)化して姿形を顕したもの

この基本要素となる5つの原素(木火土金水)が結びつき戦いあい変化をもたらす

「生剋合冲」

生:味方(育てる)/剋:敵(支配する)

合(縁を結ぶ):支合(手を結ぶ:合起、合住、生合、剋合/ 団結・連結)
冲(縁を切る):反発、玉突き、弾く、潰す、消滅、破壊 


主要組織

日辰:占う日の十二支の称/活機を司る最高権威:「日辰は六爻の主宰となす」
月建:占う月の十二支の称/天象による自然力の旺盛と効力:全体を制圧できる神
本卦:立卦して得た六十四卦
之卦:本卦が変化した六十四卦
発動:本卦の爻が変化して動くことを発動という:明動、暗動、冲起、合起がある
冲散:日辰・月建より冲剋を受け、爻自体の力量や作用を失うこと
月破:月建より冲となる十二支。作用を失ったり、休止させられる。疲れている、調子が悪いなどの判断に用いる
空亡:日辰のグループから導かれる。他の機関から生剋の作用を受けず、作用を休止している状態であることを示す。含みをもたせる、本心をカムフラージュしている、腹に一物あり、人に知られてはいけない隠し事ありなどの意味や、のちの姿形を顕わす時期を示していたりする
日値:日辰と同一の十二支の爻
日併:日辰と同一五行の十二支の爻
旺相:日辰月建と同一五行または生じられている場合が旺相。有利な状態を示す
休囚:日辰月建より拱扶されず生じられてもいない状態。無力であることを示す
世爻:占った本人を示す
応爻:相手となる人や世間、一般大衆
卦身:占事の主体ー裏にある事情、容貌、心情、身分や物事の最後に行き着く結果

六親五類:占法における主要な五行の機関。

卦の本体/我の属する五行(=本宮卦)を得卦した爻に対象させその十二支の五行を相生相剋(比和)の関係性から5つに分配する
それぞれの各爻に付随して「父母/子孫/妻財/官鬼/兄弟」と六親にて表現する


化出爻:発動した結果、変化し出現した爻
回頭生:発動した強い爻が化出爻より生じられ、その爻がさらに強くなること
回頭剋:回頭生とは反対に化出爻より剋され、自滅してしまう作用を示す
進神:同じ五行の十二支が時計回りに進んでいる状態。回頭生と同じく強くなる
退神:進神と反対に反時計回りに後退している状態。徐々に気力を失うことを示す

用神・忌神・原神・仇神
[用神]:占う事柄そのもの自体を意味する六親五類の星。占的。
[忌神]:用神となる星を剋す五行の星。願い事を邪魔する作用。
[原神]:用神を生じる星。
[仇神]:忌神を生じる星。原神を傷つける。

飛神・伏神
[飛神]表の爻に納甲されている六親五類十二支の星
[伏神]表の爻に五行が表現されておらず、本宮卦よりあてがわれ潜んでいる星

六獣(六神)/青龍・朱雀・勾陳・騰蛇・白虎・玄武
[青龍]:酒食・芸術・芸能・風流・慈仁・喜悦・優良
[朱雀]:華美・喧嘩口論・文明・手紙・電話・文章・争い・火災
[勾陳]:山土・土地の障り・山林・墳墓・田園・農地・無骨・融通が効かない
[騰蛇]:怪異・虚驚・憂疑・詐欺・嘘・不安・動揺・呪詛・邪神の祟り
[白虎]:流血・事故・手術・刃傷沙汰・死喪・血神・凶暴
[玄武]:色情・盗人・秘め事・私情・陰険・陰謀・策士・水商売・花柳界・玄人

十二運:日辰から導く十二支についての補助星/長生・帝旺・絶・墓を重視


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