やんごとなき一族がやんごとなく香ばしい (第二話つっこみ)

こんにちは。今クールのドラマを数本見てるのですが、今朝やんごとなき一族の第2話を見ました。いやあ、もうこれ相当香ばしすぎて1時間笑いっぱなしでした。松下浩平さん見たさで見始めたドラマなのですが、もう突っ込みどころがありすぎてそれどころでなかったです。

ご視聴いただいてる方はすでにご存知だと思うのですが、ドラマ内容は、清貧な家の出身の深山佐都(土屋太鳳)が超大金持ちの深山健太(松下洸平)の深谷家に嫁いで、あまたの金持ちの洗礼や仕打ち(いじめ) を受けつつ深谷家でのしあがっていくというモノですが、モラハラや愛人などを含んだ脚本、演出もあいまって完全に昼ドラです(第二話で小沢真珠さんを投入したことで確信しました)。

めちゃくちゃどろどろしていて顔芸の連発、さながら家系ラーメン。また30代に私にとっては、第一話ラストで佐都がサウナに閉じ込められるという展開を観た時点で、「あれ?これ家なき子の再来かな?」と思わせしめ、そのうち佐都が家に軟禁されて、千円札に「助けて」と書いて外に投げてSOS を発するんじゃないかとか、 ピラニアの池に落とされるとか、「今度は戦争だ!」とかの叫ぶシーンがあるんじゃないかとか色々勝手に想像しちゃいましたね。

このドラマにあらすじに触れることはナンセンスです。そういうのを楽しむドラマじゃないです(独断です)。第2話で私のアンテナに引っかかってしまったシーンに突っ込みつつ書きたいと思います。



グーチョキパーで何作ろう

倒れた佐都の母を見舞いにいくことについて、佐都が深谷家から許可が降りない状況の中、兄嫁の美保子(松本若菜)が佐都に捧げた替え歌です。「グーチョキパーで、グーチョキパーで、何つくろう、何つくろう、右手はパーで、左手もパーで、板挟み~♪板挟み~♪」これはドラマ序盤のウォーミングアップでしたね、ゲラゲラ笑いました。さながら日本中の中間管理職への賛歌、私も中間管理職になったら歌います。


謝ってるのにメッセージ性抜群のロンT


佐都は倒れた母を見舞いにいくことを深谷家からとがめられつつも、結局見舞いにいき、翌日祖母の八寿子(倍賞美津子)に謝るのですが、その時に胸にデカデカと「Beyond the Bridge(橋を越えていけ) 」と書いてロンT
T着てるんですよね。八寿子へ今後ご指導ご鞭撻のほど~と謝罪してるのですが、ロンTのメッセージで煽っていくパンク精神。佐都素敵やん。


カーペットハードル走

深谷家の末っ子 有紗(馬場ふみか)に急遽しょうもない用事で呼び出され、駆けつけていく佐都。その時に最短距離で移動すべく、給仕が運んでいる大きいカーペット3つをハードル走のごとくジャンプで駆け抜けるシーン。 カーペットってこういう使い方があったんだ!!と一瞬錯覚に陥りますが、そうはならんです。正しい認知は金持ちのSASUKE・・・。


ぶっかケール

昼ドラのお家芸?、深谷家当主の愛人葛西綾(小沢真珠)→佐都の飲み物ぶっかけが入りました。飲み物は粘性の高いケールでした。飲み物だけぶっかけるというのはよくあるシーンだと思うのですが、 ここのポイントの味噌と言うか醤油は、まさかのケールの栄養価について説きながらぶっかけるところですね。「ケールは抗酸化成分が抜群で、お肌の健康を保つほか、ビタミン、ミネラル、フィトケミカルのバランスも良く、美白やコラーゲンに必要なビタミンCの含有量もトップクラスなのよ★ ( instructed by 真珠)」 勉強になりましたね。でも冷静になってみて、飲み物ぶっかけ&栄養価の説明台詞、演出のシナジーはそこにあるんかい・・。


祝賀会でOle!

健太の専務就任祝賀会で、当主の圭一が佐屋を紹介すると思いきや、新任秘書&かつ健太の過去のいいなずけである立花泉(佐々木希)を紹介するシーン。そのときに兄嫁がの拍手の仕方が完全にフラメンコです。心のなかでカスタネット持って、Ole !!  て言ってますよね。これが大金持ちのスタンダードな拍手。私としては第二話で語られたクルトンスープ事件よりも、 こっちの方が歴史的瞬間です。


突っ込みまくりましたけど、、結論として松本若菜さんの顔芸は素晴らしい。松下浩平は眼鏡姿でもかっこいいです。あの甘い声に眼鏡は反則ですね。来週も見ます!


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