DAY4 #30Daysong challenge

昨日今日と、明らかに人通りが増えている。自転車を停めて話したり、一つの傘に入って歩く2人が風景の中に戻ってきたことがなんか嬉しくて目を留めてしまった。久しぶりに会って話ができたのかな〜。まだ外が明るい時間、小さい居酒屋さんに暖簾がかかって灯りが点いて、扉越しにうっすら談笑が聞こえて来たり、そんな町の様子にも心がほどけた。

たまたま聴いたクリープハイプ尾崎世界観のACTION(TBSラジオ)で、パンサー向井がゲストに来てゆずを語っていた。話の途中で感極まって泣いてる向井さんを見て、「そんな風に音楽を聴いてくれてるんだ...」って言いながら尾崎さんももらい泣きしてて、いい瞬間に立ち会えたなと思った。今日もいい日でした。

 


4日目:忘れたい人を思い出させる曲

忘れたい人はいないので、代わりに恥ずかしくてちょっと忘れたい思い出にまつわる曲。

Hawaiian6「MAGIC」

PIZZAOFDEATHだったんだ〜と今さら知る。1ヶ月くらい前にレーベルのバンド一斉にサブスク解禁した流れで、MVも上がっていて初めて見た。

もう10年以上前、片想いしていた人のメールアドレスを勇気を出して手に入れ、まだ携帯電話も持ってなかったからPCメールでのやりとりのとっかかりに、好きな音楽はなんですか、と聞いた時に教えてもらったのがこの曲。

「好きな人の好きなものを好きになる」という憧れバイアスがかかる性質のせいもあり、早速CDをレンタルして聴くやいなや、うわめちゃめちゃいい曲じゃん!最高!!英語の曲聴くんだかっこいい!!!と大興奮したのは良かったものの、そこからうまく話題を広げられることもなく、やりとりも続かず、何も進展せず終わった淡苦いイベントとなった。まじでこの質問したことしか覚えてない。Hawaiian6は結局この曲以外知らないし、パンクロックも全然詳しくならなかったけど、この曲だけはずっとキラキラのフィルターがかかったままで、今改めて聴いてもすごくいい曲だなあと思う。

この曲に限らず、誰かから知った音楽はその人と結びついてインプットされるから、より濃く記憶に残るような気がする。教えてもらった時のシチュエーションとか、その人の印象とセットで保存されるからか。カラオケで人が歌ってた曲もそうで、「この人といえばこの曲」っていうのが増えていくのが、自分が知らない世界をおすそわけしてもらうようで楽しいのです。カラオケもそろそろ行けそうでわくわくするな。


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