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DAY11*アナログをあなどるな? #30Daysong challenge

お昼寝の旬はまさに今の時期ですね。窓開けたら涼しい風が入ってきて、扇風機を遠くで回せば薄着でも暑くも寒くもなくて。今日は時間指定していない宅配が届くのを待つという名目で、ずっと寝転びながらまどろんだり、気が向いたらストレッチとも言えない程度に雑に体を動かしたり、おくらとトマトをぶっかけたそうめんを食べたりと夏のダラダラを一足先にやりました。結局荷物が届いたのは18時だったので、それだけ長く幸せな時間を過ごせたということです。

その後は散歩に出た。至る所に紫陽花を見つける。紫陽花はいつも気づいたら満開になっている気がする。桜と違って一分咲きの段階からじりじり満開までの進捗を報道されることもないし、勝手に花見の日程を設定されてその日にちゃんと咲いてないと怒られたりすることもないから、自由に咲けるのかしら。まあ桜も人のことなんて気にせず生きてるか。

本屋さんでCREA(人それぞれの好きなものが羅列されてる"偏愛のすすめ"特集号)とラジオの雑誌を買って帰り、家に帰ってずっとニコニコしながら読んだ。かわいいファッション、食器やコスメと並列にカツカレーの食べ方だったり、かが屋 加賀くんが撮る芸人の写真が見開き掲載されていて最高。


DAY11 飽きない曲

BAD STUFF「デジタルタジタジ」

(spotifyにもなかった)

小学生の頃、親戚の車の中でこのアルバムが流れてるのをたまたま聴いて、二曲目に入った途端「なんだこの曲!?」とびっくりしたのを鮮明に覚えている。家の最寄りのレンタルCDショップ(当時、音楽が手に入る場所をここしか知らなかった)にも置いていなくて、インターネットで調べたらホームページで1分間の視聴だけできたので度々聴いていた。車で聴いた時も衝撃だったけど、イヤホンで聴いたらまた新たな驚きがありました。今調べてもあんまり情報が出てこない。わかったのは、2006年発売のこのアルバムは再録版で、原盤はさらに12年前に作られたということ。つまり私が生まれる前、でも今聴いてもそんな昔の曲とは思えない。Apple Musicに入ってることに気付いてからは、ますますよく聴くようになった。

音楽を聴く時は歌詞がその時の気分に合っている曲を選ぶことが多いけれど、この曲は歌詞の立ち位置というか次元が違うので、いつ聴いても良い。

最後のアナログ世代の私は、今後考えが変わる余地も十分あることは前置いて、今は電子書籍は美容院で読ませてもらうくらいでいいかなあと思っている。自分で買うくらいの気に入った本は部屋の一部として置いておきたかったり、ふと手を伸ばしてパラパラめくって目についたところを読む、っていうのが至高なのだ。逆に音楽はもう完全にデジタル一強。サブスク様々な生活だけれど、CDショップでフラゲするというワクワク体験もギリギリできて良かったと思う。

「アナログをあなどるな」

四半世紀前に発せられたメッセージだけど、今でも、今だからこそ感じられるアナログの魅力もたくさんある。



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