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写真がもっと好きになる、公募展参加のススメ

2020年9月末頃の話になりますが、岐阜市にあるフォトギャラリー pieni onni さんが主催した公募展「SEASHORE」に参加しました。海をテーマにした、プロ・アマチュア問わず誰でも参加できる公募展です。

人生初の公募展への参加

これまで写真を撮っても、友人や家族とシェアしたり、SNSにアップするくらいでした。もちろんコンクールに応募することもありましたが、自分が見せたい写真をギャラリーに並べて不特定多数の人にどう感じてもらえるのか、リアルな声をきけるといいなと思い、人生初の公募展に参加しました。
自分が撮った写真が、自分のものだけにならないきっかけが欲しかったんですね。

出展したモノ

応募規約に基づいて、写真3点とその写真に関するポストカードを制作し出展しました。

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公募テーマが「SEASHORE」ということで、海辺に関する写真となっています。

準備したもの、考えたこと

写真を印刷して、額装して、飾って、完了! って終わることもできるんですが、せっかくギャラリーに飾って他人に見ていただくので、見た人になるべく楽しんでもらうにはどうすればいいかと考えながら準備しました。

その一つの手法がキャプション。「写真って、見て何をどう感じればいいかわからないんだよね」っていう、写真をやっていない友達の声を思い出して作りました。

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こんな感じで。写真の説明っていうよりも、撮影時の様子を伝えながら、どんな想いでこの写真を撮ったのかということを「撮影メモ」というタイトルでまとめました。このキャプションがあるだけで、見るだけでなく、その裏側にあるストーリーも楽しんでもらえるようになったのではないかと思っています。

この他にも、写真を入れる額縁も、pieni onni のオーナーさんと相談しながら、写真に合った額縁を選びました。

この準備期間は、ただひたすらに楽しかったことを記憶しています。

出展後の気持ち

出展した作品は、ポストカードを含めいくつかを購入いただきました。SNS上でのデジタルな「いいね」ではなく、リアルにいいねと思っていただけたような感覚で、これは素直に嬉しかったです。

この出展を通して高まった気持ちは、「自分の写真が好きになる。写真を作ることがもっと好きになる。」ことです。
自分の撮った写真を、だれかに見てもらうと意識するだけでも、「見た人にどう感じてもらおうか、そのためにどう撮ろうか、どう仕上げようか」とより考えるように、工夫するようにもなりました。
ただただ、自分が楽しくて撮るのではなく、そんな風に工夫することの楽しみが生まれました。

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