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パトゥムタニ日記 vol.4 〜新米専業主婦の手抜きタイ料理〜

コロナの影響で昨年会社を退職してから、
生まれてはじめて、専業主婦になりました。
いやぁ、想像以上に大変です。

掃除、洗濯は適当に手を抜いて、
時間と気力体力のある時にすれば良いのですが
大変なのは日々の食事。
フードデリバリーや出来合いのおかず屋もあるけれど
それはあくまでも一品追加、という感じで利用して
家族5人ならやっぱり自炊が経済的。
そして基本はタイ料理。
近くにスーパーも市場もない我が家では、
10日に一度くらい どっさり買い出しをして、
具材をを使い回すことになります。

さて本日は。
冷蔵庫の中にあるのは鶏胸肉。鳥の脚。手羽元。
豚挽肉。プラトゥーという魚の干物。
野菜はキャベツ、ニンジン、タマネギ、カボチャ、ジャガイモ、きゅうりetc.
白菜と大根が少し。
生姜、唐辛子、ニンニク、小タマネギ類は常備です。
何を作ろうかなあ。

迷った時はお手軽パッカパオガイ。日本でもおなじみ鶏肉ガパオライスです。
クロック(石臼)で荒く潰した唐辛子とニンニクを炒め
(この時 砂糖を少し入れると屋台の味っぽくなります)
香りが出たら(強烈なのでマスクしましょう)
ミンチにした鶏胸肉とタマネギ、長豆を炒めます。
味付けは豆豉とオイスターソース。
仕上げに、庭に生えているバジルを山ほど入れて出来上がり。
ガパオライスにつきもののカイダーオ(目玉焼き)は
各自の好みがあるので勝手に作ってもらうことにします。

困った時のガパオ炒め


台所のすみに、行商のおっちゃんから買った冬瓜が転がっています。
よし、冬瓜のスープにしよう。
鍋に水をはって しょうがを放り込み、煮立ったところで
良く洗って下味をつけた鳥足と手羽元を入れます。
アクを取ってスープのもとを入れ、
タネとワタを取った冬瓜を入れて出来上がり。
子供も食べられる、辛くないスープです。
味をみてちょっぴり醤油をたらしました。
もし味醂があったら入れると美味です。

コラーゲンたっぷりの鳥足入り。シュール。


冬瓜が余っているので、大人用にもう一品野菜のスープを。

手抜きしまくりのゲーンリアン


冬瓜やカボチャを海老のスープでさっと煮るゲーンリアン。
本来は干しエビを叩いたり、エビの茹で汁を入れたりと
結構面倒なのですが
カピ(オキアミのペースト)に唐辛子やニンニクを入れたもので代用。
超手抜きします。
エビ無し、ヤングコーンやキノコ類も無いのでパス(笑)
これだけは外せない、潰した粒胡椒とサラネー(ミント)を入れて完了。

余談ですが、タイの代表的な調味料ナムプラー(魚醤)は
加熱すると独特の匂いが出るのますので ご注意を。
私は火を通さないヤム(和え物)や、卓上の調味料として使っています。




最後に、孫ちゃんリクエストのキュウリとカニカマのサラダ。
これはタイ料理ではありませんね。。。。

タイ人も大好きなカニカマ。

以上4品が、本日の朝昼兼用ごはんのおかずでした。
さて、夕食はどうしようかな。。。



タイ料理と言っても特別な具材を使うわけでもなく
仕上げのハーブ類だけそれっぽくなります。

日本でもどうぞお試しください。


本日もお読みいただきありがとうございました。






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