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パトゥムタニ日記 vol .10〜雨上がりに魚や鳥が〜

変なサカナです。
タイ語でプラーモー。日本語では木登りウオと言うそうです。
雨が降り雷が鳴った後に、水から上がってきます。
小さな身体を懸命にくねらせて進みますが、一体どこへいくというのでしょう。
鱗が鎧のように硬く、触ると突き立てる背びれはトゲトゲでやけに猛々しい。
塩を振って鱗つきのまま炭焼きにすると淡白な白身で結構いけるのですが、
小さくて食べる所は少ないし、なんだかかわいそうになって
つい水に戻してしまいます。

雷雨の後、大挙して水から上がり、道路をくねる姿は本当に不思議です。
雨だけでなく、雷が鳴らないと反応しないと言いますが
うーん、何か理由があるのでしょうか。。。

身体をくねらせて前進
触ってみたいけど、鱗も背びれもトゲトゲで怖い。



バナナの房に鳥が巣を作ってしまいました。
どうやらヒナもいる様子。
確かに巣を作る手間は省けるけど、ものぐさ過ぎないか。
それとも卵を産んじゃいそうで切羽詰まっていたとか??

次男の嫁、コイちゃん曰く
「お腹が空いたら目の前にバナナがあるもん。賢いねー」
……鳥が青バナナ食べるんかい。( ゚д゚)
万一食べたとしても、食べたら自分の巣が壊れるだろう。

羽根の下にヒナを入れて雨に濡れないよう守っていた姿は健気ですが、
やっぱりヘンだよ、お前。
雨が上がると、早速エサ調達に飛んで行きました。
ちなみに親鳥は1匹だけ、ワンオペ育児らしいです。頑張れ。

残念だけどこのバナナの収穫はあきらめよう。。。
時々ヒナの姿が見えます


夏の嵐が去った後の光景でした。
空には大きな虹がかかっています。


本日もお読みいただきましてありがとうございました。

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