彼女作りを全く自粛しなかった話

気付いたら20代も半ばで、
あまり恋愛しない人生を送ってきた
思い返せば、異性と付き合った期間を全て合算しても
丸1年に満たないと思う

小・中は無いにしても、
せめて高校・大学は
もうちょっと恋愛しておけば良かったと後悔してる

ただ、通っていた高校は恋愛禁止だった
規則は激しすぎで、交際がバレた生徒は問答無用で退学だった
学校近郊で手を繋ぐところを目撃された同級生が、
翌日にはクラス名簿から除名されていたこともあった
誰と誰が付き合っている、と教師に情報をリークする生徒(通称:犬)も居た
そんな空気感なので、大っぴらに"恋バナ"をする生徒は1人もいなかった

とはいえ、バレないように水面下で付き合っている生徒も相当数いて、
それが我が校の恋愛の楽しみ方だった
俺にも当時好きな女の子がいたが、その場で振られたので話は以上になる

卒業後、多くの仲間が大学デビューで性を解放していったが、
俺が進学した大学は、チェックシャツで有名な某男塾だった
(もちろん行きたくて志望した)
個人的にはとても居心地がよかったが、男女比はかなり極端で、
必然、恋愛の話なんて殆ど発生しなかった
それを問題ともしなかったし、それよりもアニメとデュエルの話が楽しかった
気楽さに身を任せていたら、
いつの間にか卒業し、いつの間にか社会人になった

ここまで読み返すと、ショボくれた恋愛遍歴に涙も出ない

全然モテなかったわけではない
男塾でのんびりしてたけど、学外ではまずまず人気だったと思う
アルバイト先では先輩、後輩によらずデートに誘って貰えた
社員のOLさんに誘って頂いたこともあった
女の子のお客さんからは長い手紙を貰った
ただ、俺はガンコなので、告白されても、その時に好きじゃなければ断っていた
付き合ってみてもいいのに、沢山のチャンスを無駄にした

好きだと言われても、何か誤解されてるような居心地悪さがあって、素直に喜べなかった
心の幼稚さが自分の幸せを妨げた


いつのまにか社会人になって数年経った
恋愛は相変わらずしてなかった
社会人になって出会いは減ったし、あまり意欲がなかったんだと思う
でもどういうわけか、今年の梅雨ごろに
急に彼女が欲しくなった
例の病気のこともあるので、街コンなどは参加できない
ナンパも考えたけど、皆マスクをしていてわからない(勇気もない)
なのでマッチングアプリに登録した
なるべく早く終わらせたかったので、
最高級のVIP会員というものに課金した
最初の1ヶ月で何となく空気感を掴んで
次の1ヶ月で200人くらいの人とメッセージをし散らかした
8月の頭に今の彼女と初めて会って、その日のうちに付き合い始めた
気付いたら2ヶ月以上経っている

彼女とは気が合う と思う
好きなものが似てるし、
何より憧れているものが近い と思う
だから2人とも似たような方を向いてる
彼女は書くのが好きで、仕事にしたいらしい
書くのはまだ上手じゃなさそうだけど、好きだと言ってる
俺も同じで、書くのは好きだ
もちろん良い文を書きたいけど、下手でもいい
書くことでは人と競う気にならないから、ホントの好きだ思ってる

もっと書く習慣ができれば良いと、
このアカウントを彼女と共同で作った
共同だけど、ルールは今のところなくて、ただ俺が適当なテーマを言うと
彼女がそれに沿った記事を書いて投稿してる

昨日もテーマを聞かれて、"範馬刃牙"って適当に言ったけど、
ホントに書くとは思わなかった
読んだことないのに書いててすごい
次のテーマは足の裏とかにしたい

彼女は前の彼氏と3年近く付き合ったらしい
一般的に普通なのかもしれないが、
俺は長くて4ヶ月だった
これからついていけるか自信ないけど
なるべく流されずに生きれたら幸せです


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ではまた、おやすみなさい