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環境適応ロストザマゼンタ

目次
・はじめに
・デッキレシピ
・採用カード
・環境デッキへの立ち回り
・ロストについて
・さいごに

はじめに

このnoteをお手に取っていただきありがとうございます。Shunと申します。この度3度目のシティで初めて優勝することが出来ましたので調子に乗りこの様なnoteを書かせて頂きました。
もうすぐレギュレーションが変わるので需要はあまり無いと思いますが自己満足の為と考えの言語化の練習のため書かせていただきます。

デッキレシピ


シティ使用レシピ

上記のデッキレシピがシティで自分が使ったものになります。
このデッキができた経緯を話していくのですが、まずは現状の環境図を整理するところから始めます。

デッキ選択

まず今の環境を自分なりにまとめてみました。
※この表は人により多少差が生じるものです。1つの指針として考えてください💦

tear1    ルギア
tear2    ロストバレット、ミュウV-MAX
tear3    アルジュラ、クワガノンect.

※ロストバレットにはカイオーガやライコウ、リザードン型  を総括して表現している                                                              

現在の環境では今更言わなくても分かると思いますが大ルギア時代です。ルギアの強さについては皆さんご存知だと思うので割愛させてもらいます。
tear2バレットそのルギアにサイドレースで有利の取れるとされている非エクのロストバレットや圧倒的なスピードでルギアに5分を取れると言われているミュウV-MAXが続いている。すごく簡単に言えば今の環境はこんな感じです。

自分もシティに向けデッキ選択の際は上記の3つのデッキが候補でした。その中で最終的に選ばれたのはロストバレットと言われるデッキタイプだったのですがそれぞれボツの理由として

  • ルギア・・・自分だけがルギアしか握らないという条件付きなら迷わずルギアを選択しますがルギアミラーの後手に対する答えが分からなかったというのが1番の要因です。先行での動きを担保しながら後手に強く作るということが出来なかったためボツに

  • ミュウ・・・自分的にも対ルギアの勝率は割と悪くなく前々回のシティでミュウでベスト4になっており回し慣れているので最終候補でしたがロストバレットに対して苦手意識があり、シティの結果からもロストバレットが多く入賞されており逆にミュウが少なくなってきていたので今回は選ばす

ロストバレット

シティ2週間前に自分は他のデッキと吟味してロストバレットで行くと決めました。まず自分がロストバレットにおいてルギアに勝つため考えたことをまとめていきます。

  • 安定感→いくらサイドレースで有利だと行ってもルギアは中盤から後半にかけては非エクのポケモンしか盤面におらずサイド1-1交換になってしまいます。その為序盤にしっかり動きサイドレースで引き離されないことが条件です

  • ムーランド→現在のルギアにはムーランドが標準搭載されています。ムーランドはサイドレースをひっくり返される非エクデッキの天敵です。ムーランドに好き勝手にやられないようにやつを1発で倒せる火力が必要となってきます。※ジガルデのコアリベンジャーも同じ役割ですがノコッチが出てると倒せないため不確定のためボツに

細かいことを言えばもっとありますが大きく分けるならこの2つは特に意識したポイントです。

採用カード

ここからは実際に使用したデッキレシピで採用されているカードの採用理由を説明していきます。  

ポケモン編

  • キュワワー×4・・・これでスタートしたいためフルの4枚。特に言うことない


  • ウッウ×2・・・ロスト4枚いれば無エネで技を打てる優秀なアタッカー。ウッウでアタック、ザマゼンタに手張りが出来ればかなり次が楽になります。ウッウ→ザマゼンタで330までのポケモンが見れます。高確率で序盤のアタッカーとなり中盤以降も無エネで技を打ち、後ろに手張りという動きは強いので序盤に1枚中盤に1枚使うので2枚採用。


  • ヤミラミ×2・・・ロストが産んだ壊れカード。このデッキにおいて役割は多いです。V-STAR戦ではザマゼンタで220与えて、ヤミラミで残り60を乗せ次のVSTARに60乗せることで次のザマゼンタで倒せる展開になります。(ザマゼンタ→ヤミラミ→ザマゼンタでサイド3-4交換ができます。)                クロススイッチャーと合わせて用いることで戦術の幅が広がります。例えば前を逃げエネが重いポケモンで縛ってベンチポケモンへロストマイン


  • ザマゼンタ×3枚・・・このデッキのメインアタッカー。前のターンに気絶していれば220の打点を出せます。耐久もエネが付いていたら実質160と非エクにしては高い方です。ルギア戦ではアクアリターンで倒されないというのも評価が高いです。しかし、このデッキ唯一の逃げエネが2です。出来ればスタートしたくないですがロスト落ちのケアや素引きするために3枚採用。2枚にしてスタートしないようにするのも全然ありだと思います。


  • ゲッコウガ×1・・・特性がとにかく強いです。選択肢を多く持ちたいデッキなのでキュワワーやアクロマを打つ前に特性を使ってそのターンできることを考えましょう。水エネも採用しているのでアタッカーとしても活躍します。


  • ジグザグマ×1・・・打点がある程度決まっているこのデッキにおいて可能性を広げてくれる1枚です。回収ネットと一緒によく使われます。回収ネットの考え無しの連打はジグザグマを使える回数も減ってしまうので注意です。


  • マナフィ×1・・・ゲッコウガ手裏剣やアメイジングシュートを打たれるとサイドレース的に不利になってしまうのでそれを防ぐ波のベール 。

グッズ

  • VIPパス×4・・・序盤にポケモンを並べるカード。クイックボールだと手札コストがしんどい。コストなし2体呼び出しは強すぎる。他のデッキより山を掘れるので使用できる確率は高い。また花選びでロストに送れるので序盤に無駄になってもロストへ逃がせるのも良い。再録&URはよ。


  • 回収ネット×4・・・何かと相性がいいカード。花選びを多く行うため、隠し札、かんしゃくヘッドect.役割は広いです。そのため考えて使わなくてわならない カードの1つ。序盤に花選びを連打するようにとりあえず使うのは厳禁!!


  • ミラージュゲート×4・・・ザマゼンタやゲッコウガを起動させるために使います。ロストオチを考慮してこの枚数。4枚使った試合はキバナも入っているのでほぼないですが3枚だと引きたい時に引けない時があるので4枚採用です。


  • クロススイッチャー×4・・・このデッキの目玉カード①です。。2枚同時に使えばボスの司令になります。手札を貯めるロストやキバナと相性がいいです。サポート+ボスは最強です。どの対面でも2回使う訳では無いので絶対にロストをしては行けないカードでは無いです。


  • やまびこホーン×2・・・このデッキの目玉カードその②です。このデッキの特徴は様々な形でサイドを2枚取ることができるという点です。やまびこでVポケモンを出させザマゼンタでとることやヤミラミやゲッコウガで小さいポケモン2体を一気に取ることです。その再現性を高めてくれるカードとなっています。こちらもクロススイッチャー同様ロストに送れないカードではないです。対ルギアでアーケオスを出される前にベンチを埋めてあげるとでアーケオスを2体呼べなくなるというプレイングもあるので覚えておきましょう。


  • あなぬけのひも×3枚・・・入れ替え札としても使いますが、ドガスなどの邪魔なカードをどかしたりや時にはボスの司令にもなりうるカードです。影のMVPは間違いなくこのカードです。4枚入れてもいいと思いますが枠の都合上3枚に。


  • 釣竿×1・・・ヤミラミやゲッコウガヤミラミマナフィを再利用するためやエネを戻してミラージュゲートで確実につけるためのカードです。


  • エネルギーリサイクル・・×1→元々釣竿2枚でしが3エネで動くポケモンが多いため釣竿だけでは不十分だと感じ1枚エネルギーリサイクルにしました。しかしその後にキバナの2枚目を採用したので釣竿に戻してもいいかもしれません。


  • ふうせん×1・・・非エクのデッキので毎ターンポケモンが気絶していくのでとりあえずふうせんをつけたポケモンヲタ前に出せるのが強いです。枠の都合で1枚です。無くても入れ替え札が多いので大丈夫ですがあれば楽です。

サポート

  • アクロマの実験×4・・・手札を抱えたまま手札を増やせる優秀サポート。ロストも溜まるので入れない理由は無いです。5枚見てその中から3枚なのでやりたいことの再現度も高いことが評価高いですね。


  • キバナ×2・・・ザマゼンタやゲッコウガに手張りしていればミラージュゲートをなくとも技を打てるようにすることができる。好きなカードをサーチしてくるのも強い。


  • とりつかい×1・・・アクロマの5枚目。とりあえず序盤を安定させたくて入れた1枚。クロススイッチャーと相性いいのも評価点。終盤は実はロストしたくないカードが多くなるため単純に3枚引く効果が強い時もありました。

スタジアム

  • トレーニングコート×1・・・相手のスタジアム(崩れたスタジアムや雪道)を割るため採用。スタジアムの中で1番相性がいいと思いトレーニングコートに。

エネルギー

  • 鋼エネルギー×5・・・手張りをザマゼンタにしたいのでこの枚数。多くもなく少なくともなく。  


  • 水エネルギー×3・・・ゲッコウガが技を打てるように3枚採用。 


  • 超エネルギー×2・・・ヤミラミ用。ミラージュゲートを使う都合上3色入れるのがオススメ。


  • キャプチャーエネルギー×4・・・元々クイックボールの枠でしたがこのデッキは手張りをしたいのと。クイックボールだとコストが厳しいのと。ゲッコウガの特性とも相性がいいため、クイックボールの枠を全部キャプチャーへ変更しました。


このデッキは自分が考える環境上位のデッキ(ルギア・ミュウ・ロストバレット)に有利に試合を運ぶためにこの様な形になりました。次なその自分が仮想敵として設定したデッキたちへの立ち回りを簡単に解説していきます。

対ルギア

ルギアを使っていて対ロストバレットの際皆さんは何を意識しますか?細かいところも合わせれば数多くあると思いますが大きくわけてこの2つだと思います。
①ムーランドでのサイド大量ゲット
②アクアリターンを多用して非エクを押し付ける 
実はこのロストザマゼンタはこの考えを効果的に利用します。※Aライコウはマナフィがいるとして

①に対してはこのデッキのメインであるザマゼンタが返しで一撃でムーランドを倒してくれるので被害を最小限に留めてくれる上。大抵ムーランドにパワフル無色をつけるのでザマゼンタがアーケオスやネオラントから落とされないことになります。

②について、確かに非エクを押し付けられるとサイドレースで逆転できずズルズルと行ってしまういますがアクアリターンの技の性質上相手のベンチ枠が1つの空くことにあります。そこをことデッキは利用してやまびこホーンでポケモンVヲタ呼び出しザマゼンタでとったりするとサイドレースを優位に進めることができます。
この上記の2つのカウンターを可能にしているのはザマゼンタの性能が故です。   

※ルギアには崩れたスタジアムが採用されているためことデッキ唯一のスタジアムのトレーニングコートはむやみに貼らないようにしてください。崩れたスタジアムを貼られた返しにトレーニングコートを貼り返すと相手のベンチ枠に1つ空きができるのでいつも通りやまびこ+クロススイッチャーやロストマインやゲッコウガ手裏剣で2枚取りしてください。 

小ネタ
月光手裏剣+ロストマインでアーケオス2枚取りというプランを取れるので覚えておいて損はないと思います。アーケオスを取ったあとは逃げずらいポケモンをクロススイッチャーで呼び出してロックしてロストマインで後ろを取るのも1つの戦術です。

対ミュウ

ミュウに対して意識することはクロススイッチャー最優先で確保してください。ザマゼンタ+クロススイッチャーでゲノセクトを2枚とる展開に持ち込んで下さい。サイドレース的に余裕があるのでしっかり確実に必要札を揃えて行くことを意識してください。
ゲノセクトを2体倒した先の取り方はヤミラミを2回使ってゲノセクトを取るプランやゲッコウガ手裏剣を使用するプランがあるのですがそれぞれミュウに入っているロストバレットに対する対抗札で決めると確実だと思います。
例)
・すごいキズぐすりや崩れたスタジアムが流行っている場合はゲッコウガ手裏剣→ヤミラミorザマゼンタとするとゲッコウガ手裏剣で乗っけたどちらかは取れると思います。
・結晶の洞窟→ヤミラミ×2を使ってゲノセクトを撮るのがいいと思います。  
※ボスやセレナを採用するとザマゼンタ3枚でゲノセクトを3枚取って勝てるので最短3ターンで勝てるのでミュウにどうしても勝てないのなら採用もありです。

注意点
ゲッコウガやヤミラミが見れると相手視点オドリドリやメロエッタが出てこない場合が多いと思います。
そのためあなぬけのひもがクロススイッチャーと同じ役割になる可能性があるので常に意識しておくといいと思います。


対ロストバレット

一応ミラー対決となります。この対面ではゲッコウガを見せればマナフィが出てきます。(出てこなかったら月光手裏剣を決めればいいだけですが)その場合はヤミラミ+ジグザグマ+回収ネットで60のポケモンを2体作り出して2枚取りを積極的狙いに行ってください。そのためこの対面では回収ネットは無闇に使わないことを意識してください。逆に相手の回収ネットと枚数は気にするといいかも知れません。
ザマゼンタはほとんどのミラーで倒しずらいと思うのでこちらも積極的に使ってください。相手のウッウかアタッカーとして機能しなくなるので一定の要求を押し付けることができます。
この対面はウッウで序盤~中盤は殴り合う展開になる可能性が高いです。先行を取った場合は後攻の相手のウッウでサイドを取られないように盤面を作ってください。前ゲッコウガ後ろザマゼンタと置くとあなぬけのひもでも解決しないので出来ればこの盤面を作って番を終えるとベストです。


以上簡単になりますが環境デッキへの意識することを書いみました。ロストは戦術を多く持って置くことが大事です。ロストを使う上では各対面での成功したパターンを経験値として積み上げていくことが勝利を掴むポイントだと思います。


自分の思うロストバレットについて

ここから先は自分がロストバレットとというデッキに思う考えをまとめたものなので見なくても大丈夫ですが時間に余裕があったら見ていってください。

最初の印象

ロストバレットと初めて向き合ったのは今年のCL横浜でロストバレットが準優勝になった時です。
しかし、その時のロストバレットの自分の評価はかなり低いものでした。非エクという緻密なデッキというのに花選びを多様してロストに多くのカードを送るのが抵抗ありました。
ロストに送る→使えないカードが生じる→戦術が狭くなる。これが非エクというデッキタイプに合っていない印象がありました。

ゲッコウガ採用型

上記の理由によりロスト系のデッキは敬遠していましたが、ゲッコウガの特性でのドローや無理に花選びをしないことで今回のようなさらに緻密なデッキも回せるようになりました。 

ロストバレットを回す上での意識

・デッキの中身を常に意識すること
今回クイックボール不採用キャプチャーエネルギー4マイという形の理由の1つにデッキの中身を確認するのが楽だからということもあります。デッキの中身を見て花選びをするか選択します。できることならロストは10枚以上いらないと思います。デッキ圧縮は必要なのでそれ以上にはなるのですが極論10枚あればなんでもできます。何気なく花選びをしていると思いますがその花選び本当に必要か今一度考えて見てくだい。
・使用カードの順番 
このデッキは1ターンにできることサポート、花選び、隠し札と山を引くという行動が多いです。

私が思う1番の順番は隠し札→サポート→花選びです。

この順番がロストに送るカードに根拠をつけれると考られるからです。確定の部分隠し札をしてからの手札と相談して後のロストを決めることが1番根拠を持ってロストを選択できると思うのでこの順番だと思います。
※この順番が全てではないので、結局時と場合による

さいごに

最後まで読んでくださりありがとうございます。
特に実績もない自分ですが少しでも皆様がこれを読んでポケカが上手くなる助けになれば幸いです。
来シーズンも頑張ります。
皆さんいいねありがとうございました👍



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