目標の消える話

今日も起きれました。

昨日は鮮やかな寝落ちをしました。本当に気持ちよく寝てしまった……。 
というわけで朝は全然起きれませんでしたが、n回目のスヌーズで「これ以上は死ぬ!!!!!」と絶叫することで起きました。今度からウルトラソウルでも歌おうかな。

さて、今日も青空の下職場に向かっていた時の話です。ふと文学コンクールのポスターが貼ってありました。おっ、と思って要項を読んでいるうちに、私は気がついてしまいました。 

『私、もうプロになりたくないんじゃ?』


そんな事を考えてしまいました。

私は文字を書くことが好きです。だからこうして毎日noteを更新し続けて、たまに本をだして、えびてんロケットというサークルで小説も書いています。たまにアンソロにも出します。
根本的にはそうなんですが、私のモチベーションになっていたものは『いつかプロとして、作家として文字を書いて食っていきたい』という夢であり目標でした。中学生の時に全てを捨てて目指し始めた宝物でした。

でももう作家になりたいという欲求は消えていました。消えてはいないのかもしれないけど、はるか遠くでか細く光るだけなってしまったようです。
正直とてもショックでした。私の10年近い目標が消えていたのです。私はいつの間にか夢のない人になってしまったようです。

自分がどこか器用貧乏なことには気づいていました。そこそこできる、でも極める才能がない。文章も音楽もデザインも、何もかも中途半端で使い捨てされる程度の何か。
いつか恩師に『何か一つ極められるものが見つかれば伸びる』と言われましたが、もしかしたらまだ見つけられていないのかもしれません。それが文章であると、信じていたはずなのに……。

これからも書くことはやめません。でも高望みをするのもどうなのかなという気持ちはあります。現実を見始めちゃったのかも。

そんな感じです
それではおやすみなさい

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氷岾筆々(藤田当麻)
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