家にいる父親から電話がかかってきた話

今日も起きれました。

いや、実はまた眠れなくて、何回か覚醒をしています。
ぱっと見元気そうに見えるから良くないですよね。
いや実際ぱっと見元気にはなってきてます。
でもなんかズレてる。
歯車がかみ合ってないと言いますか……。

さて、今日は昔話をします。

高校生くらいのある日の日曜日。
私は母とリビングで舞台のDVDを観ていました。
ごくごく普通の日だったことを覚えています。
私は俳優に目を奪われていました。

そんな時に同じ部屋にある電話が鳴りました。
滅多にならない固定電話。
「え、誰。非通知なんだけど」と母が立ち上がり、電話に出ました。
受話器に耳を当て数秒経った後、母の顔色が変わりました。
「シー」とポーズをしながらこちらを見、また数秒後には母が笑いながら電話を切りました。
手を叩いて笑う彼女を、「え？え？」と眺めていると、母は一言。

「オレオレ詐欺掛かってきたんだけど！」

今は何故か強盗の方が流行っていますが、私が高校生くらいはオレオレ詐欺が流行っていました。
不思議なことですが、何となくウチとは無縁だと思っていたのでめちゃくちゃ驚きました。

「『もしもし○○（父の名前）だけど～』って言われたんだけど、お父さんはあんな電話の掛け方しないってwww『ヨッス』って言うもんwww
てかお父さん部屋で寝てるよwww」

母が見に行くとやはり父は部屋で爆睡していたそうで、やっぱり父が掛けたとは思えませんでした。
いやーまじでアホな話。
私と母は大爆笑しました。

正直これはウチでは笑い話で済んでいますが（まぁあまりにもバレバレだったので）、よくよく考えれば父の本名がバレているという、そこそこにとんでもない事件です。
し、上手いグループだったらもしかしたら引っかかってしまうこともあるんじゃないのかなぁ……。
そんなことを今となってはぼんやり考えることがあります。

まぁ何が言いたいかっていうと、防犯意識を精神的にも物理的も上げていきましょって話です。

そんな感じです。

それではおやすみなさい。