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夜好性WEBアンソロ『Night Fever』参加作品の話

今日も起きれました。

私は明日から仕事‥‥、ということで最後のお休みを堪能していました。お仕事が楽しくても行きたくないという気持ち、わりと正常で安心します。


さて、1月2日、メンタンピンドラドラ企画様主宰の夜好性WEBアンソロ『Night Fever』に参加させて頂きました。

まず参加しようと思ったのは、単純に「面白そう」という好奇心と、私自身、音楽を聴きながら作業することもあるし、その曲からインスパイアされて作品を作ることもあるからです。(勿論著作権に引っかからないように歌詞引用とかはしてないですけど)
ヨルシカ・ずっと真夜中でいいのに・YOASOBI。正直どれも好きでしたが、曲をきちんと文章に落とし込める曲、読んでいる人にこの曲をイメージしてもらえるような曲を考えた結果、『負け犬にアンコールはいらない/ヨルシカ』を選択しました。


以下ネタバレを含みます。
踏みたくない方は是非先に読んで頂きたいです。



曲を聴きながら『何かに挫折した人が、もう一度立ち上がる物語』というテーマを思いつきました。実際そういう曲だと思ったからです。
お笑いにしようと思ったのは「アンコール」とか「音楽が響く」とかカウントを踏むところが出番を待つカウントみたいだなぁとか「負け続けても笑った君」とか、そういう節々からお笑いの舞台に立つイメージが湧きました。


学生時代にお笑いに挑戦した主人公と親友タカハシ。
練習を重ねた二人ですが、文化祭で大スベりして喧嘩別れしてしまう二人。
基本的には挫折の物語だと思います。
キラキラした過去に縋って、でも自分で手放したことを悔いて生きる。
あれこれ理由をつけて逃げてしまったことを恥ずかしいと思っていても、過去は変えられない、でも今ここから動くのは怖い。
一人では到底変えられない。
誰かに、助けて欲しい。

それでも結局選ぶのは自分なので、主人公が今後どうなるのかはわかりません。もしかしたらコンビ再開かもしれませんし、受け入れられなくてまた引きこもるかもしれません。もしかしたらタカハシの力を借りて転職するかもしれないし、二人で起業するかもしない。
でも私はこの曲が『負け犬』と自虐していても、『負け犬』なりの意地を示してくれると、そう信じています。

3000文字に必死にまとめたので荒いところはあるなぁと反省していますが、この物語で一番描きたかったのは『美しかった過去と挫折、自分の卑屈さと向き合って作り上げる未来』だったので、そこに字数を裂いたのはまちがってなかったと思います。

作品の解説としてはそんな感じです。
他の参加者の皆さんの作品もめちゃくちゃ素敵です。
正直3000文字でこんなに綺麗にまとめていてすごいなぁと感動しています。本当にすごい。
是非各楽曲が好きな方、アーティストが好きな方、そうでない方も見てくださると嬉しいです。


そんな感じです
それではおやすみなさい

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