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お花見を楽しめること

今日はプレイバックシアターの集まりの後、その中の5人でお花見に行った。お花見といっても、小さな公園なのだけど。

プレイバックシアターについては、書くことがたくさんある。日を追って書いていくつもりだ。それでもここで簡単にいうと、「観客の体験談を聞き、その場で即興劇にする」という即興演劇のプログラムのこと。僕は大学1年生のときに大学のワークショップ形式の授業で出会い、その面白さに衝撃を受けた。毎年9月と3月に行われているのだが、学年が上がった今でも参加をしている。そんな同級生は僕だけである。この話はまた書こう。

今日の集まりというのは、先月の授業の延長線上のもの。授業は丸3日間の集中講義なのだが、そこで終わらせたくないねということで、月に1度集まって続けることになったのだ。

即興演劇の授業に興味をもって集まってくるだけあって、みんな面白く、優しく、それでいて自分をもっているあたたかな人たちだ。こんな素敵な人たちに出会えただけでも嬉しいのに、またこれからも会えるなんてなんて幸運なのだろう。ちなみにこの授業はちょっと特殊で、2つの大学から学年・学部関係なく、さらには学生か教職員かの垣根も超えて16人が集まっている。みんな学部も、年齢も異なる。その意味で、出会えたことが奇跡に近い。

そんな16人が即興演劇のワークショップを通して、息の合った関係性を築いていく。そして今日、まだ出会って4日目なことを忘れてしまうほど(実際今こうして書くまで全く気付かなかった)、素のままの自然体でいることができたように思う。それはきっと、即興劇というかたちで各々が各々を少しずつ開放していったからだろう。まだまだ道の途中だけれど。

🌸 🌸 🌸

大学生5人で近くの公園まで歩いて桜を見に行く。
普段友達に散歩なんてなかなか誘えないけれど、この人たちとは散歩も楽しい。
それくらい、「人間同士」なコミュニケーションだった。

一緒にお花見を楽しめること。食べ物も、お酒もなくても、ただ並んで桜の下で腰掛けて話をする。
人間にとってこれだけ幸せなことが他にあるだろうか。
今日の心地よい昼下がりを僕は忘れないだろう。

最後まで残った3人で小1時間話が弾んだ。来月の再会を誓い、僕らはまたそれぞれの日常へと戻る。

今日はこのへんで。また明日。


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