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雨々降れふれ!雨降り大国\能登半島/

みなさん、こんにちは。
カニの熱が冷めて落ち着きを取り戻しました、能登半島です。

前回、それぞれの半島が初めての投稿として「〇〇半島とは?」に類する投稿をしている中、カニオンリーの話題で、すっかり能登半島の紹介を忘れていました。これぞ解禁ハイ。解禁パワーとは恐ろしいものです。

さて、落ち着きを取り戻したところで、
今回は、ちゃんと「石川県能登半島」のご紹介をしていきます!

\日本海側最大の半島!それが、能登半島!/

と言っても、「どこよ?」って言われがち。
「石川県の上半分!」と説明しても「石川ってどこ?」って言われがち。

(なぜだ!めっちゃ目立ってる(はず)なのに、なぜ知らないのだ!)
 ↑石川県民ココロの声

能登半島の図

結局、「金沢がある県の上半分やよ」。コレが一番通じる。
(もはや金沢県でいいんじゃないか説)
※今でこそ知名度は金沢に劣りますが、その昔、金沢よりも栄えたことのある地域でした。ここについてはまたどこかで。

「でも、テストで石川県の地形が出たら、答えられる自信がない。。。!」
そんな今まさに受験を控えるアナタに、石川県を覚えられる必殺技をお教えします。

まず・・・左手を出して、手で「C」の形を作りましょう。

はい、石川県の完成です。
そして、ちょうど手首から上の部分が、能登半島と覚えてください◎

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\世界農業遺産に暮らす半島!/

ここは、ちょっと真面目に書きます笑
実は!2011年に、日本で初めて世界農業遺産(GIAHS)として登録されたのが、なんと、われらが「能登の里山里海」。

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半島の大きな特徴の1つは、
「地理的に、人が暮らす場所と里山と里海が近い距離にあること」。
手つかずの大自然~!ではなく、人が暮らしの中で自然を適度に活用し、それによって綺麗で美しく、生物多様性が保たれた山や海のことを「里山里海(さとやまさとうみ)」と呼ぶのです。

世界農業遺産の英語表記は、
Globally Important Agricultural Heritage Systems。←要するにココ
つまり、その土地の環境を生かした伝統的な農業・農法、生物多様性が守られた土地利用、農村文化・農村景観などを「地域システム」として一体的に維持保全し、次世代へ継承していくことを目的としているので、「地域システム」が認定されていることが”ミソ”なのです。

つまり!私たちの暮らしこそが世界遺産!と言えるのかもしれません。
(ドヤッ)

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特に能登に限った話ではないのかもしれませんが、そんなワケで、
山に行くにも海に行くにも、どちらも5~10分でアクセス出来てしまいます。
その甲斐あってか、野菜や魚、イノシシ肉やワカメ、山菜やアワビなどなど、地域では、山々海々の幸が”おすそ分け”として飛び交っています。

\天気にはすこぶる恵まれない半島!/

ネガティブに聞こえますが、もはや大事なアイデンティティです。
地理的に、どうしても天気には恵まれません。
北陸の宿命なので、仕方ないです。
雨が多く、日照時間も短いですが、そこは、さっさと割り切りましょう。
(気候のせいでしょうか、能登の人の気性はどこか”こざっぱり”してます)

ここでお伝えしたいのは、”天気が悪いからこそ恵まれるものもある”ということ。そこで!「天気は悪いが役に立つ」と、ちょっと前のドラマにあやかりながら、天気悪いがゆえのメリットを前向きにお伝えします!

1.脂の乗った美味しい寒ブリは、「雷」と共にやってくる。
能登の厳しい冬の夜中、「雷」が落ちまくります。毎晩ドッカーンドッカーン。うるさくて眠れないこともあるので、移住したての人は大変な思いをするそうですが。。。これを「鰤起こし(ぶりおこし)」と地元では呼ぶのです。鰤起こしは、鰤(ぶり)が獲れる合図。
「昨晩、鳴ってたねぇ~!鰤の季節や!」と地元民は色めき立つのです。

ぶり

2.ツヤツヤ美肌な美人が多く生息する、湿気大国。
能登にはコインランドリーが多いです。街中、そこかしこにコインランドリー。雨が多いのもありますが、湿気が多く、洗濯物が乾きにくいのが難点。
ですが、湿気の恩恵に預かっているのが、女性たち。肌の湿度が保たれるので、美肌な人が多いように思います。ぜひチェックあれ。

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3.晴れた空の青さ、春の訪れ、星空への感動たるや、どこにも負けない。
1年のうち約半分が「雨降り」な石川県は、年間降雨日数ランキングではいつもトップ。晴れた空の青さと星空を、きっとどこの県の人よりもまぶしく・有難く見上げています。
1年のうち約半分が「冬」とも思える石川県は、服屋さんにニットがよく並んでます。3月の終わり、少しずつ春の訪れを感じるにつけ、もはや嬉しさとわくわくで、小躍りせずにはいられません。
そんな風に四季の巡りにいちいち一喜一憂できるのも、魅力なのかも。

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とはいえ、そんな不安定な空なんて嫌だわ!と思いがちな皆様に、天気と上手に付き合う石川・能登に古くから伝わる「ありがたい言葉」を授けます。

「弁当忘れても、、、傘忘れるなァ!!!」

(この言い伝えは、ホントです。)

ぜひ石川・能登にお越しの際は、その辺の石川県民に「弁当忘れてもー?」と尋ねてみてください。ほとんどの石川県民が、異口同音に答えられるはずです。

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さて、今回はここまで!まだまだこの先に続いていく記事のため、なるべくネタを小出しにしています(笑)
ということで、能登半島の紹介~第1弾~は、地理情報をお伝えしました!

また次回!お楽しみに!


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