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\は、春だー!小躍りしよう!能登半島!/

みなさん、こんにちは!石川県から能登半島です!
なんだか最近、気分が良いです。

理由は、明確で、、、、春が来たから!(拍手喝采)

そう!春です!春ですよ!春が来てますよー!!!!
この興奮が伝わるでしょうか?!

3月も半ばに入ると、
冬場は雷や曇天の多い能登でも、少しずつ、だんだんと、
晴れて青空の日差しを感じられる日が増えてきます。

ちょうど、今がまさにその時期。

厳しく耐えがたいような寒さや凍えも落ち着いて、
強張っていた身体が少しずつほぐれていくのを感じつつあります。

そんなワケで、身体の感覚と併せて、気持ちが色めき立ってくる、、、
すると小躍りしたくなるものです。

さくら1

\能登には、スノータイヤの履き替え時期を知らせる”馬”がいる/

雪国と一口に言っても色々ですが、
雪国暮らしで勘所を試されるのが「タイヤの履き替え時期」です。

能登では、3月半ばくらいから、スノータイヤをノーマルタイヤに履き替えるのですが、今頃になると、「こんにちは」の代わりに「もう替えた?」が、挨拶の定番句です。
いわば、「もう替えた?」は、春の訪れを詠む枕詞のようなもの。

最近は、地球の気候変動が著しくなり、雪が降るか降らないかの予測が難しく、タイヤをいつ交換するべきか、年々判断に苦しみます。

そんな能登では、実は、スノータイヤの履き替え時期を知らせる「お馬さん」の存在があります。

・・・・・・。

正しくは、わざわざスノータイヤの履き替え時期を知らせるための存在ではありません。が、何と言うか、まぁ、能登のライフハック的なことです。

毎年3月18日~3月22日にかけて、能登では、「平国祭」-地元では「おいで祭り」と呼ばれる春祭りが行われます。
(筆者もこの記事書いてる過程で、正式名称が平国祭って言うの、はじめて知りました汗)

知っている人は知っている「気多大社」に由来する春祭りで、
お馬さんが神様を乗せて、能登の2市5町(約300km)を練り歩き、
春の訪れを告げる祭りとして親しまれています。
↑めっちゃ説明を省きました。。。興味のある方はコチラからどうぞ(笑)

「寒さも気多のおいでまで」

そんな言い伝えを受け継いでいるので、
能登では、おいで祭りをタイヤの履き替え時期の目安にする人が多いのです。

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\一瞬の春。見過ごさぬよう、肌身を研ぎ澄ませて/

きっと皆さんの地域にも、それぞれの春の感じ方があると思います。
能登よりも早く、春を感じている人も多いのではないでしょうか。

でも、春って、一瞬なんですよね。
特に能登は、冬が長いので、春って本当に一瞬なのです。

だからこそ、肌身の五感が感じる春をちゃんと感じたいものです。

味覚-蕗の薹、今年は早かったですね。我が家は蕗の薹味噌にしました。
嗅覚-草木や花の香りが変わったこと、感じましたか?
視覚-茶色の景色から少しずつ緑が増えてきましたね。ピンクもちらほら。
触覚-背中に受ける風や日差しがあたたかくなってきました。
聴覚-小鳥の囀り、ホーホケキョ。盛りを迎えた猫たちの鳴く、異常な声。

春は、どの感覚も楽しませてくれる優しい季節です。
素敵な春が、皆様に訪れますように。

これから本格的な春を迎える、能登半島からでした!
(桜はまだもう少し先。4月は田んぼが美しくなるので楽しみです。)

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