合体漢字に難読の要素を足しました【クイズ】
こんにちは。
毎日ペンギンクイズです。
突然ですが、2004年ごろからレギュラー放送されていた『脳内エステ IQサプリ』というクイズバラエティー番組をご存じでしょうか?
『IQサプリ』は、ひらめきを必要とするクイズを主に取り扱っていた番組で、答えに納得しなかったときに投げられるトゲのついたボール「モヤッとボール」でもおなじみです。
私はこの番組のコーナーの中でも、「合体漢字」というコーナーが特にお気に入りでした。
「合体漢字」というのは、複数の漢字(たまに「ノ」のようなカタカナも混ざる)を組み合わせて熟語を作るという、漢字力よりもパズル力が試されるクイズです。
(上・合体漢字の例。漢字の一部を小さくしたり、軽く変形させたり、回転させても良い)
今回の記事では、そんな合体漢字に難読の要素を組み合わせて、「難読合体漢字」なるものを作りました。
出題は全5問です。
第1問
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(ヒント:刀 と 扣 で「招」をつくりましょう)
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答えは「招聘(しょうへい)」
「招聘」とは、礼を尽くして人を丁寧にまねくことを指すことばで、「○○○選手を外国から招聘する」のように使います。
第2問
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(ヒント:可 と 可 で「哥」をつくりましょう)
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答えは「鸚哥(インコ)」
鸚哥(インコ)はみなさんご存じの、あのかわいい鳥です。
(上・オカメインコ。かわいい)
インコはほかにも「音呼」と書かれます。
第3問
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(ヒント:目 と 隹 と 糸 で「羅」をつくりましょう)
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答えは「羅甸(ラテン)」
羅甸(ラテン)は、「ラテン語(の)」や「ラテン系の人(の)」という意味があることばです。
たとえば、「ラテン音楽」と言った場合、「ラテン系の音楽」ということになります。
ちなみに、「拉丁」と書くこともあります。
第4問
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(ヒント:十、十、什、品 で1文字になります)
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答えは「傀儡(かいらい / くぐつ)」
傀儡は、元々はあやつり人形のことを指し、そこから転じて、人の手先となり意のままに利用される人のことに使われることばです。
独立してはいるものの、実質的に他国によって操られている国のことを「傀儡政権(かいらいせいけん)」と言ったりします。
ちなみに、「くぐつ」は「傀儡子」と書かれることもあります。
(※「傀儡子」を「かいらい」と読むことはありませんので注意。)
第5問
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(ヒント:苦 と 閑 で1文字になります)
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答えは「錫蘭(せいろん)」
錫蘭は、現在でいうスリランカの旧称です。現在でもスリランカのことを漢字一文字で「錫」と表記されます。
これは、シンハラ語の「シンハラ・ディーパ(獅子の子孫の島という意味)」が由来であるとのこと。
おわりに
皆さんお疲れさまでした。
このクイズを作っている最中、世の中には知らない漢字がまだまだいっぱいあるな~と感じる毎日ペンギンクイズでした。
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更新履歴
2022/11/28 トイダスのサービス終了に伴い、リンクを削除しました。