クワレルサカナ

クワレルサカナ

最近の記事

死ぬのが怖すぎて死にたくなった

私は、死ぬのが怖い。タナトフォビアという症状らしい。 死を初めて意識したのは、小学一年生の頃だったと思う。 ある日突然、死と無を意識した。 いつかこの幸せな日々が終わるんだ、無くなってしまうんだ、って思うと、怖くて悲しくなった。 「死」というものに現実感がまるでなく、まるで物語の中のものかのように思えた。 人が、自分がいつか死ぬなんて嘘だと思った。 そのとき私は、お母さんに泣きついた。 お母さんは「生まれ変わってもまたママの子に産まれてきてね」なんて言って、慰めてくれた。

    死ぬのが怖すぎて死にたくなった