見出し画像

「ロイヤルウイング」の最終航から1年

 2023年5月14日、横浜港で運航を行っていたレストラン船「ロイヤルウイング」が営業を終えました。旧関西汽船の「くれない丸」時代から63年間にわたって親しまれた客船は、涙雨と共に横浜港をいつもより長く航行し、別れを惜しむ多くの人を乗せて大さん橋へと戻ってきました。

 「ロイヤルウイング」が営業航海を終えてから1年。客船の寄港回数が日本一となった横浜港には、多くの外航クルーズ船が入港し港を賑わせています。2024年4月には2回もクルーズ船の4隻同時着岸があり、新港ふ頭客船ターミナル、大さん橋国際客船ターミナル、大黒ふ頭客船ターミナルの3カ所に大きな船体が並びました。

2024年4月27日

 ゴールデンウイークに突入した横浜港。あちこちのターミナルを巡りながら写真を撮っている時、僕はふと思ってしまうのです。


 「ああ、ロイヤルウイングがいればここから撮れたのに」


2023年5月28日
2024年4月27日

 夢でもいい。もう一度乗りたい。
 おそらく横浜港の水面を見るたびに何度も考えてしまうのでしょう。



  


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?