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朝散歩春夏秋冬擦れ違う心のなかで挨拶してた ダッシュする母に連れられ笑む幼児いってらっし…
❶「人生ですべきことですか?それは決まっています。幽体離脱です。幽体離脱。もっとわかりに…
白菜でラグビー真似る日曜日 風に舞う枯葉と翔ける鶺鴒や 落ち葉踏む子らを見守る巨木かな …
幼児らとなき声競う水鳥や 越えてゆけひこうき雲をそこの鴨 我の影伸びて合流鴨の群れ 二十…
青年が寒鴉の声を聴いている ボウリングピンのようにぷかぷか鴨 濡れ落ち葉不動産屋のスーツ…
朝散歩季語を探して真鴨かな 入らない白菜鎮座冷蔵庫 雪達磨きみが望むは光?影? ぞなもし…
おいジジイ誰が使うか冬の季語 新彼女畳の上にカーペット 実際はだれのせいでもないんだよ お辞儀する人多い阪急電車
夏終るほろよい五缶飲む友や 珈琲の粉がふくらむ秋日和 子が言った親孝行は生きること 死は…
2023/10/19(木) 大阪の天王寺動物園からチンパンジーが脱走したというニュースを昨日テレビ…
秋の空の高を歌う鷺の眼に夜の月、 湖に映る光の粒を集め、軽い息を一つ吐く、 枯れ葉の雪が降…
めっちゃちっちゃい小石につまずいて恥ずかしくなって人のいないほうに目をやると背の高い百日…
夏の桜の樹の下で 季節を過ぎた鳥のように 青い葉を踏み歩く と 雪の音にもきこえるね と 君は…
「人類四〇〇万年の歴史、だれひとり同じじゃないってさ……、み〜〜んな、仮説ってことだよね…
学校は夏休みにはいった。 ぶ厚めの卵焼きを作りたくなるほどの青い陽射しで自己の象徴である愉快な丸刈り頭をこんがり焼いて歩いているのは喜太郎という少年。少年は朝の散歩に励む老人の如き勢いのよさで白い腕を振りいつもの公園に向かっている。 巨大な炎星、放散光線、街の夢を食べちゃう白雲、庭の木陰に腹を冷やすレトリィバァ、自分の眼球をあらゆる画面にアロンアルフアで強く敏速に貼り付けてゆく住人たち……、 住宅街のすき間、風に揺れる意志みたいなものを偶然持って生まれたセグウェイのよう