すてきなひとりぼっち
『すてきなひとりぼっち』
なかがわちひろ 作
のら書店、2021
「ひとりぼっち」という言葉、私は好きです。
ぼくはひとりぼっちには慣れている。
クラスでの出来事、下校中、家に帰ったら鍵が閉まっていて。
お母さんを迎えに行こうと決心するぼく。
カメと出会い、ひとりぼっち+ひとりぼっち。
ひとりぼっちのぼくがあるおばさんと出会い、ひとりぼっちの世界が広がっていく。
あぁ、私が一人旅に出る理由はここだよなと思いながら読みました。
よく「一人でさみしくない?」って聞かれたりしますが、ひとりぼっちのおかげの出会いもたくさんありました。
ひとりぼっちがさみしいかもと思えば、本を1冊持っていけばよいし。
「すてきなひとりぼっち」はホンマにステキ。
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