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7冊目のド嬢。

『バーナード嬢曰く。』の最新刊7巻を読む休みの日の午後。
3月半ばですが、とても暖かい日曜でした。

本を題材にしている短編マンガで、どこまでも続けられそうなバーナード嬢。
いつまでも続けてほしいマンガです。
とてもシンプルタッチな絵ですが、非常に味わい深く、何度も読みなおせます。

7巻でも様々な本を扱っていました。
既に読んだ本があったり、未読な本もあったり、様々です。
読んだ本が出てくるのも面白いですが、未読本でそそられるものを発見するのも面白い。


ジョジョの奇妙な冒険について触れている話がありました。
ジョジョはジョジョでも、マンガの方ではなく、スピンオフ小説を遠藤君がおススメする話です。
ジョジョの小説は結構多く出ていて、書いている作家さんも複数いらっしゃいますが、話の中で出てきたのは乙一著の『The Book』
第四部の後日談的なストーリーで、本にまつわるミステリー仕立ての小説だとか。
面白そうだな、と思いましたが、ふと思い出すと同じ乙一さん著作のジョジョ小説を1冊買ったまま読んでいないのがありました。
『野良犬イギー』
表紙が良くって、そのままレジに持って行った本でしたが、そのまま本棚にインして読んでませんでした。
こちらも書いているのは乙一さん。
読むなら先にこちらを読みたいところです。


スピンオフ小説をおススメから、こんなスピン小説があったら…と遠藤君が語り、長谷川さんより「自分で書いてみたらいいのに」と続く。
その流れで神林さんが短編を書く話につながりました。
見返さないと断定はできませんが、7巻までで神林さんが小説をまるまる書くのは初めてだったような気がします。
最後は、その短編小説を町田嬢が読んで、感想を言って終わります。

表紙に「最高の友達が進める本だから、最高の一冊です!」と町田嬢のセリフがありますが、その最高の友達が書いた小説への感想で終わりを締めくくるので、落ちも最高だな思う7巻でした。







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