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オモシロdogma

最近遊び始めたドラゴンズドグマ2(DD2)が、ネット上で批判多めです。
楽しく遊んでいる身としては少し残念。


■ ニューゲームが選べない


様々な意見はあるものの、自身も「それは、ちょっと…」と共感してしまったのが、一度始めたらもうニューゲームが選べない、というもの。
ゲームを始めたら最後、もうやり直しがきかないということです。

■ キャラクリエイト


DD2は、スタート時にキャラクリエイトがあります。
キャラクリエイトするゲームでよくあることが、試行錯誤して作ったキャラだけど、いざプレイ初めてみたら「なんか違うな…」と違和感を感じること。
そのまま進めていると、どうも本腰を入れてゲームに集中できない。
そこで、気になるところを再度作り直し、スタートを改めたりします。

このDD2では幸いそうならなかったものの、他のゲームで今までにそういうことは割とありました。
のどに骨が突っかかったままゲームプレイし続けるっていうのは、素直に楽しみずらいですからね。

■ グッドな体験版


DD2では発売前にキャラクリエイトだけできる体験版が配信されており、発売する前にじっくりとキャラ作成を練ることが出来ました。
ゲーム開始してから、追われるようにキャラ作成する必要はなく、事前にゆっくりと作成できるのは嬉しい配慮です。

4っつ作ってみたキャラクター。左上を主人公に、左下をポーンにしました。


■ 人生は一回きり、ゲームは何度でも?


リアル人生だと、生まれてから、リセットして生まれなおすことは、もちろんできません。顔が気に入らなくても、出自に恵まれなくても、身体が害していても、頭脳が期待値を超えていなくても、いちど生まれたら、それでいくしかない。
逆にゲームの良いところは、リアルと違ってやり直しがきくところでもあるので「やっぱり、やりなおそう」と、最初から作り直してニューゲームで再スタート出来ることは、当然と言えば当然です。

ニューゲームが1度しか選べない理由は「進んだ道は戻れない、一度きりの体験を楽しんでほしい」というものなんじゃないかと。あえてリセット出来ないことで味わえる面白さがあるので、そこが狙いだったのかもしれません。
そうすると、セーブスロットがない仕様も、同じ理由からと想像できます。
もしくは、何かしらシステム的な理由か?

■ 荒ぶるところはあっても、ドラゴンズドグマ2は面白い


DD2は、今時では珍しいぐらいに不親切設計のRPGで、そこが多くの批判を集めてたりします。
移動に便利なファストトラベルは貴重なアイテムを使わないとできないし、複数セーブスロットを使ってのプレイは不可ですし、クエストが誰から受注できるかわからなかったりしますし、色々と。
その大変さが、このゲームを面白くしている大事な要素なので、便利にして欲しいということではないのです。

ただ、ニューゲームが選べないというのは、自身含め多くのプレイヤーにとって想定していない仕様だったと思うので、そこはせめて事前にしっかり告知をして欲しかったですね。
厳しい仕様だとしても、それがこのゲームの醍醐味。
そこは堂々として貫いて良かったんじゃない?という気持ちです。

粗削り、というかあえて粗く削っているようなところがあるゲームですが、芯があってとても面白いゲームです。
ポーンに後ろから押されて落下死しても、グリフィンに遠くまで連れていかれて途方にくれたりしたりしますが、続けて楽しんでいこうと思います。

※追記
3/29にアップデートがあり「ゲームを最初から始める」が追加されました。




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