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フォロワー200人記念!!!! LINEの生活#9 仲間集め 最速配信!!!!!!!!!

本編に行く前にまず一つ。

フォロワー200人ありがとう!!!!!!!!!!!!

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始めた時から目指してたフォロワ−200人...
ついに達成しましたね...

では、今日はその記念として、LINEの生活#9 仲間集め 最速配信!!!!!!!!!

本編こちら↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


東は、「お」の家に着いた。中は普通の一軒家、と言う感じで、少し違和感があるのは、家具が全部絵文字だ、と言うことだ(まあしょうがないことだが)。
「なあ、『お』?」
「ん」
東は、ずっと疑問に思っていたことを尋ねた。
「今、俺はLINEの世界にいるわけじゃん?じゃあさ、人間の世界での、俺の存在はどうなってんの?」
「お前の世界では、クローンのお前が働いてる。クローンは、お前が今までしたこと、見たこと、聞いたこと、全部の記憶が埋め込まれてる。そいつは、お前の分身みたいなやつだから、お前の日常を毎日繰り返してるだけ。今日は友達となんかしてんじゃねえか?」
「そっか...」
自分のクローンなんか、考えただけで恐ろしい。そのクローンは、今、何をしているのだろうか?東のやり残したことを、楽しんでいるのだろうか?
東がしゅんとしていると、その空気を振り払うように、「お」が言った。
「そんないつまでもメソメソしてたら、人間の世界なんか戻れねーぞ!!!早く広告作れ!!!」
「お、おう!!」
「あともう二十九日しかねーぞ!!」
「やるぞ!!!!!!!!!!!!」
東の心にあった後ろ向きな気持ちは消えた。「お」には、周りの人を元気付ける力があったんだな、と、東は思った。
「よし、じゃあ、パソコン開いて...」
「待った、広告は俺が作る」
「え?!できんのか!?」
「は?何でそんなこと」
「さっきまでずっと子供みたいにメソメソメソメソしてたくせに...」
ぐさっ!
「う、うるせえ!まあ見てろよなあ...」
東はパソコンに向かい、広告の文字を打ち始めた。
「パソコン操作すんのは得意なんだよ!!!」
「お」が東の手元を覗き込むと...
「うおっ!こいつ、やべえ!!」
東は、目にも止まらぬスピードで、文字を打ち込んでいく。
「できたぞ!!」
「おお!!すげえええ!」

p0074_mのコピー

「どうよ?」
「み、見直したわ...」
「じゃあ、印刷機の電源入れて...」
「おう!」
ポチッ!ウィーン...
「「印刷!!!」」
印刷機から、東の作った広告が出てきた。
ウィーン...ウィーン...ウィーン...
「おおお!!!」
「どんどん出てこ〜い!!」
ウィーン...ウィーン...

三百枚ほど出てきたところで、「お」は印刷機を止めた。
「よし!こんだけあれば...」
「二人くらいはくるかなあ....」
「頑張るぞ!!!」
「おう!!!!!」
そして二人は、眠りについた。

「------お、おい!」
「んあ〜〜?」
東は目を覚ました。「お」がいう。
「おい、早くいくぞ」
「ヘア?今何時?」
「自分で見ろ」
東は渋々、置いてあった絵文字の時計を見た。そして...
はあああああああA   AAAAAAAAAaaaaaAAAAAaaaaaaaa ???」「

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と、悲鳴のような声をあげた(まあ、無理もないが... )
「よ、四時!?朝の!?」
「ああ」
ふっざけんなあAAAAAAA!!早すぎだろ!!
「あんま目立ちたくないから、早めに行きたい」
「いやいやいや!!!そうだけれども!!!俺、まだねむ...ねむ...くない!!
「さっきあんだけ叫んだんだから...もう眠気も覚めただろ?さ、いくぞ!」
「ちょっ、飯は?!」
「後で」
「え!?ひどくない!?」
「知らんわ。いくぞ」
「ヤダ〜〜〜〜」
「お」は駄々をこねる東を引っ張って、三百枚の広告を持ち、外に出た。

続く

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