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天災・疫病に人間はなんて無力なんだろう

一昨日から九州地方を襲っている大雨、特に熊本や大分は家を失った人、仕事場や店を失って呆然としている人は多いだろう。

そして、避難所での新型コロナのクラスター感染が起きないかと心配されている。

一昨年、大阪湾直撃型の「台風21号」で多くの家が被害を受け、もう2年が経過しようとしているのに、屋根にビニールシートを張っている家は意外と多い。

以前、このnoteにも1年経ったのに家の修繕が遅れている話を書いた。

地元テレビ局でも、たまにビニールシートをかけている家の事情を取材しているが、伝統的な日本瓦の家はまだ修繕待ちが多いし、漆喰の壁を修復したくても、屋根も被害を受けていれば屋根の内部も雨漏りなので、腐っていて再建が難しく諦めている人が多い。

このところ、人間がどうしようもない被害が多く、我が身に被害が及んだ時に、どうしていいかと悩むし、人の嫌な面をたくさん見る。

不思議と災害時に、「この人って普段はこんな対応をする人だったかな?」と驚く暴言を発することもあるし、人を傷つける言葉もたくさんでる。

自分の精神面を守るために、この手の人からは早めに離れよう。

コロナ禍で、引きこもり生活が大人の方でも多いとは思うけれど、災害や疫病続きとなると、さらに心が荒んでしまうだろう。何もかも失ってしまって、悲しむ人、立ち直れない人もいるだろう。

SNSで被害状況が出てきていて、どうすることもできないけれど、声かけも難しいけれど、困っている人達にできれば思いを馳せて欲しい。

「ひとりじゃない。私たちはあなた達を決して見捨てることはない」と。

遠い大阪で何もできないことが歯痒くて、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。せめて、ふるさと納税や安心できる募金先への募金活動しかできない。

本当に申し訳ないばかりだ。

どうか、これ以上被害が出ないこと、亡くなる方が出ないことをひたすら祈りたい。

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