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金利上昇すると株が下落する理由。

米国市場は2022年2月現在、政策金利が上がることがほぼ確実になったと思われる状況です。現在の株価下落は、ウクライナ問題ももちろんありますが、それより前に政策金利上昇の折り込みで下落したと考えられるようですね。

しかし、なぜ金利が上昇すると株価が下落するのでしょうか?
これは、一説によれば、以下のメカニズムが働くからと言われます。

  1. 金利が上昇する

  2. 企業が銀行等から資金調達する際の利子が上がる

  3. 企業の資金調達量が減る

  4. 企業の活動が鈍る

  5. 売上が下がる

  6. 売上減に比例して利益が下がる

  7. EPS(一株あたり利益)が下がる

  8. 結果、株の価値が下がる

2022年2月現在、政策金利が上がるのはまだ先ですが、米国債10年利回りは2%付近まで上がりました。昨年の12/27までは1.5%程度だったので、急ブレーキが踏まれたと言ってよいでしょう。

しかし、株価の上昇・下落を気にするのは1年などの短い期間で結果を出さねばならない機関投資家です。
一般人の長期投資においては、株のバーゲンセールと言っても良い状態ですので、粛々と積み立ててゆきましょう。


わたしの note は自分の考えを整理するために作っております。 サポート頂ける方がおられれば、もっと無難でない笑 note も書きたいと思います。