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コーチングを受けて気づいたこと

去年の7月からコーチングの時間をりょうじさんに1か月に1度取ってもらっている。その中で気づいたことは「1か月何もなかった」という月がないということ。

何かしらりょうじさんとの時間は話したい事があふれる。そしてそこまで話したいことがなくても、話しながら「そういえばこんなことがあったなあ」という出来事を思い出し、さらに深堀することができる。

気づくって自分が変わる始めの一歩だ、と最近より強く思うようになった。

例えば、私は物事に最短距離を求めがちだ。何か問題があったら、ゴールを設定し、ゴールから必要なことを逆算し、何をすれば解決できるかを考えすぐに動く。それがいいことだと信じてやまなかった。
でもりょうじさんと話す中で、「最短距離はわたしにとってはいいことだけど、周りの人にとっては求めていない」ことが分かった。

頭の中で分かっていても、行動に移すのは本当に難しい。今月わたしはチームのメンバーがあーだこーだ悩んでいるのを見て、「こうすればさくっと解決できますよね、わたしがやりましょうか?」と言ってしまった。

案の定チームメンバーからは「そんなことは求めていない」「勝手に私たちの議論に首を突っ込んで、解決しようとしないでほしい」と言われた。きっと前の自分なら「なんで?うじうじいうくらいなら解決すればいいじゃん」と返して炎上したと思う。けれどわたしはりょうじさんとコーチングしていな内容を思い出してぐっとこらえた。彼女たちの求めていないことをやるのはただのおせっかいだ。そして見守ることにした。結果、彼女たちは自分たちで解決方法を見つけて、解決した。
たとえそれがわたしにとっての「最短距離」ではなくても、大事なことは「クライアント様の要望にどこまで寄り添えるか」ということなので、そこがぶれていなければ自分のベストの方法にメンバーを付き合わせることは自分のエゴだと気づいた。

ほかにもコーチングを重ねていくたびに、いろいろ気づくことがある。「ここを変えてみよう」とコーチングで気づいたことを意識すると、仕事の中ではっとする場面に何度も出会う。そしてその場面を自分なりに乗り越える。そうやって日々過ごしていくと、次のコーチングの時間には自分の気づきと行動がたまっていく。だから「この1か月何もありませんでした」という月が本当にない。仕事の限られた時間を、自分で最大限行動ができるようにするためにコーチングは効果的だと思うようになった。

来月もたくさん気づきを得て、セッションでさらに深堀りできますように。


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