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【日々のつれづれ】孤独を愛するわたしがコミュニケーションを頑張ってみたら

こんにちは。みよよです。先週元気たくさんのnote書いたつもりが周りの人にめちゃくちゃ心配されるという事態が発生。リアルの私は割と明るいんだけど、文章は明るくすると変なかんじになるんだね。不思議。

営業というお仕事自体をやり始めてもうすぐ6年が経ちます。最近ありがたいことにお客様だったり、友達だったりからこんなことを言われることが多い。

「人の話を聴いたり話したりするの得意そうだから営業向いてるよねー」

なんかあたかも天然で出来ているように思われるけど、そんな人たちに私は言いたい。天然じゃなくてめっちゃ気をつけているんだーーーー!と。

もともと1人で過ごすのが大好きな子だった。小学校の時クラスで1人でいても別に私は気にならなかった。1人で本を読めばいいし、中学受験をしていたので勉強していれば時間は潰れる。くだらない男子と話すよりかは1人で面白いことを探すほうが絶対に有意義だと思っていたなんとも可愛くない小学生だった。中高は女子校でさすがに女子大勢の中で1人はきつかったので、友達は作った。けれど自分の気が合う人としか絶対に話さなかったし、心を開く先生は限られていた。それは大学生になっても続いた。絶対に気が合うと思う人にしか心は許さないし、話さないという謎のポリシー。

時は流れ。就活の時期。当時の彼氏に就活どうするの?って聞かれたときに私はこう答えた。「1人でもくもくと出来る、人と交わらない仕事につきたい」

「いや、社会なめすぎでしょ。1人で出来る仕事なんてこの世にないんだけど」

と言われてなるほどと思った21歳。そんなの考えれば中学生でも分かるね!あほすぎる、、

こうして人とろくにコミュニケーションとれない私は社会人になった。そしてすぐに壁にぶつかった。初めて塾講師で担当した生徒の保護者に1時間激怒された挙句に、退塾すると言われた。理由は私がコミュニケーションを生徒とうまくとれなくて、生徒が私と話したくないってことだった。

「あなたは頭はいいかもしれないけれど、私の子どもの気持ちは分からない。私は親として頭がいい人よりも子どもを大切にしてくれる人に自分の子どもを預けたい。」

この言葉がめちゃくちゃショックすぎて。生徒に勉強を教えるために私は日夜ずっと授業の予習に時間を割いていた。けれどそもそも仕事の知識を完璧に与えてくれるということよりも、この人に愛されている・信頼されているって安心感を人は求めるのかなってやっと気づけた

そこから私は勉強もしながら人とどう接すればいいのか、どう仲良くなればいいのかを自分なりに頑張った。まずは人の話を聴くようにした。相手が何を欲しているのかを自分で気にして、その人に何をすれば喜ぶのかを考えて実行できるようにした。すぐには性格は治らないから、しばらくは色々な人に超怒られていたけど、段々と自分に自信がついてきて、初対面の人ともすぐに打ち解けられるまでになった。
まあ要するに何が言いたいのかというと。

本来の私は1人でこもって本読んで文を黙々と書く私なのだよーという話。ただそれだけ。

なんで今更こんなことを考えるようになったのかというと、私は最近上記の私をすっかり忘れていた。コミュニケーションがある程度普通にとれるようになって、いろいろな人と仲良くなれて、すっかり人たらしで明るくて皆に自然に気遣える私が本来の私だと勘違いしていた。それは自分で努力してやっと身に着けたものなのに。

私がコミュニケーションをこつこつ頑張ってきてよかったと思えること。それは自分が信頼できる人を周りにたくさん増やせたこと。

今までは自分が勝手に自分に合う人を決めつけて、出会う人の幅を狭くしていた。しかもその人たちが合うとは限らず去っていった人たちもいる。そういったとき余計裏切りを感じたし、自分の何がいけなかったんだろうと自分に自信を失ってしまっていた。だからどうしてもショックをたくさん受けがちだったし、落ち込んだ時浮上するのは自分の力だけで頑張るしかなくて、時間もかかって結局周りに迷惑をかけていた。

あまり自分が元気のない状態の中だったこの1週間。私は周りのひとにめちゃ甘えまくって、話を聴いてもらってぬくぬくさせてもらった。本当に幸せな時間だったし、自分も安心させてあげられた気がする。

自分が頑張って得たものを当たり前だと思わないで敬意を払うことで、周りの人たちにやさしく出来る気がしたし、より感謝できるのかなあってふと感じて今思いつくままこのnoteに書いている。

今この瞬間も辞めた料理教室の人から「今度ハーフマラソン大会一緒に出ようよ」って連絡をもらっている。私は1人が好きだけれどでも1人じゃないって本当に幸せだなって最近しみじみ。
「1人が好きだから別に話したい人としか話さなくていいや」って人もいるけれど、その人にあえて伝えたい。孤独を愛しながら信頼できる人に囲まれるって幸せだよ、と。

これからは1人で内省して文をつらつらと書きながらたくさんの人に知見と愛を恩返しできる人になれたらいいな。


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