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言葉になる時


一気に伝えたいことが湧き上がるような時がある。


きっかけは分からない。


ただ、目に止まったこと、気にかかったこと。

目に止まって、心が何か感じる。一瞬の間..........一言を考えに浮かび上がらせた瞬間、次から次と知らないところから一気に流れ出す感覚。普段、絶対に使わない言葉や表現、単語まで。とにかく流れ出す。溢れ出す。

何度も流れを止めないように反芻して反芻して反芻していくうちに、文章として形をおびてくる。

今までは、それがなんだか分からなかった。どこからくるのかもわからなかった。だから、自分の中の思い過ごしだと思っていた。


今は、伝えたい相手があるなら伝えてみることにした。


今でもそれがどこからくるのか、何かは分からない。分からないけど、伝えたら相手に解釈はお任せする。


私は媒体だと思うから。それが何かを、人間が機能している部分だけでは捉えきれないものが大部分だから。分からなくていい、というスタンスに変えた。


そう、私のトランスサタニアンたちが伝えている、ような気がするから。


そうしてみると、私は言葉、日本語にしているバージョンで、ある人はピアノを弾くのかもしれない、ある人は絵を描くのかもしれない、形がないものが形をとる瞬間。

なにもないところに何かがあって、きっかけにより形作る。どこかで聞いたことがある瞬間を、いつでも私達は起こしているのかもしれない。ね。

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