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なぜ認定心理士を取るのか?
まずはじめに資格とは、突き詰めれば「自分のため」に取るものだと考えています。
他人に何かしてあげたいのであれば、自分は実際に行動するしか無いのですから。その自分の「内面の不足」を補うのが資格であるはずです。
認定心理士って何だ?
ネット検索すると
「認定心理士 意味ない」
「認定心理士 仕事ない」
といったワード予測が出てきます。
その程度と言ってしまえばその程度ですが、私はちょっと違う考え方をしています。
自分が次に狙っている資格のために、取っていた方が説得力が高い
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例えば、中古車販売で独立したいと思う人は警察に行って古物商許可証を取得すれば開業できる訳ですが、前もって自動車整備士の資格も取っておくと開業してからの説得力が全然違いますよね。
私は認定心理士というものはそういう位置づけだと考えています。
国家資格キャリアコンサルタントがどうもピンと来なかった
私は離職率の高い業界にいます。
最初に関心を持った資格はキャリアコンサルタントでした。
こういう仕事をすれば離職率を下げられるのではないかと。
調べてみればキャリアコンサルタントの通信講座は30万円くらいですか…。
しかし私はキャリアコンサルタントに会ったことがない。
そこで「私はキャリコンで独立して稼いでます!」といった人とZOOMで会話してみたりしたのですが、(多少面白かったけれど)・・・なにか胡散臭かった。
やっている事が表面をなぞっているだけで、付け焼き刃の印象を受けました。
何と言うか、人に感情を伝えるには(スポーツコーチのような熱さはいらないと思いますが)微熱くらいの熱を込める必要があると思うのです。
キャリアコンサルタントにもっと会ってみないと分かりませんが、そういう熱を感じなかったのです。
社会の需要はあるのでしょう、厚労省が認める国家資格ではあるのです。
しかし、人の心を扱う仕事にしては「試験を通過するための技術」になりすぎている感があります。
しかし、数年かけて定着させたような学問の知識・経験がベースにないまま、ペーパーテスト+たった20分の面接テストで合格を決めていいものかどうか。
人事労務管理のコンサルティングはキャリアコンサルタントの独占業務ではない以上、少なくとも司法書士さん、社労士さんといった身近な国家資格と同等の位置まで社会認知が上がるのは、なかなか難しいのではないか?
そんな疑問を持ちながらキャリアコンサルタント関連で何冊か本を読むうちに、傾聴であったり、来談者中心療法であったり、・・・技法のベースが心理学なんだという事に気が付きました。
であるならば、心理学を前もって勉強して、腰を据えて核心まで理解するのは何一つ無駄にならないじゃないかと。
そんな事を考えているうちに国家資格キャリアコンサルタントの資格を最短で取る計画は自分の中で撤回する事にしました。
代わって浮上してきたのは通信制の大学で心理学を学ぶことです。
自分に合う大学を調べていく過程で見つけたのが認定心理士なる資格でした。
Q & A - Answer | 日本心理学会
Q: 資格取得のメリットは何ですか?
A: 「心理学」という直接的名称が使われていない学部学科を卒業した場合でも,心理学の専門家として最小限の標準的基礎学力と技能を修得していることが証明できます。
他にもメリットはあります。
途中で挫折しても無駄にならない
働きながら資格を目指す上で一番難しいのは、半年後1年後自分がどれくらい忙しくなるか、予測が立てづらい所です。
しかし認定心理士の勉強は、忙しいやらで最短半年で辞めた!となっても、また何年かして続きを始めても良いのです。
そこまでに所得した単位は有効ですから。
認定心理士の「とりあえず大学で36単位取れたら認定」というゆるい部分は、働きながら資格を目指す上で都合が良いと思っています。
「資格を勉強しています」か、「大学に社会人入学して勉強しています」か
最後に私が考えたのは、
大学入り直して勉強しています > 資格を勉強しています
本気の伝わり方が違うだろう、というところです。
海外のビジネスマンが大学に何度も入るのはよく聞く話ですし、日本でも一流企業はそういうケースがよくあります。
学問の世界は、収入の高い人だけが評価される世界ではありません。
庶民が学問を志しても何ら問題ないはずです。
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