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地中海の島国マルタの旅 part1〜青の洞窟と色あざやかな漁船

2018年のマルタ島家族旅行。青い洞窟と美しい港町。4泊5日のpart1です。

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マルタ共和国はイタリアの南、地中海に浮かぶ、アフリカ大陸との間にある小さい島国。英語も公用語で、語学留学目的の人もいます。欧州からのバカンス客も沢山。

アフリカが近いので、海をボートで渡って難民も来ます。EUでは、どの国が、難民を引き取るか、よく問題になりますが、行った数日前には、600人の難民が到着して、紆余曲折の末、マルタが引き取った話がニュースになっていました。

さて、私達が行ったのは夏休み初日。ドイツのインターの夏休みは大抵6月末辺りからです。ちょうど、サッカーW杯、ロシア大会の最中でした。

しかし、数日前から娘の体調がいまいち。ホテルも飛行機も、キャンセル不可で予約してしまったし、英語が通じるなら…と、散々迷って、とりあえずマルタまで行こうという事に。(コロナ時代の今なら、絶対無理な話ですね)

マルタまでドイツから、約3時間のフライト。首都のバレッタから、車で20分位のセントジュリアン地区のホテルへ。

セントジュリアン地区は、ストリートビューで見て想像していた以上に、都会で俗っぽい。カジノがあって、バーの外で、沢山の人が立ち飲みして、小さいモールがあって、コンクリートな感じ。(欧州人、ワイングラス片手に立ち飲み、よくしますね。日本でのフォーマルなワインの飲み方とかなり違う!)

でも、ホテルの敷地内は広いお庭とプールが中庭にあり、落ち着いた雰囲気。私は、とりあえずホテルの周りで、夕ご飯の場所を探しに。

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バーやレストラン、お土産屋さんが沢山ある地域で、スーパーで、水や果物を買って、ご飯は、モールのステーキ屋さんに入る事に。具合が悪くても、肉好き発揮な娘で、少し安心。

食後に、息子と夫の男子組は、ホテルそばの海岸にある、野外の砂浜にあるビーチバーで、W杯観戦に。大型スクリーンもあって、各地から来た、サッカー好きな観光客が集まって、インターナショナルスポーツバーの様。

2日目も、熱が下がらず、タクシーで周る事に。 

マルタには電車はなく、基本の移動手段はバスか車。全ての島の面積を足しても、東京23区の半分位だそう。バスの乗り継ぎ待ち時間も長そうだし、娘は調子良くなさそうだし、思い切って、タクシーで回る事にしました。来たタクシーは、ハイヤーの様な黒塗りの良い車でした。

ホテルのあるセントジュリアン地区は、繁華街でしたが、他の地域は、のどかな風景でした。2階建の乳白色の家が並んで、空が広い。

まずは、島の反対側にある、マルタ版、青の洞窟「Blue grotto」へ。

青の洞窟といえば、イタリアのカプリ島のが有名ですが、数泊しても見れなかった友人の話(入り口が狭く、水位や波の高さで船が出ない日も多いそう)や、船が出ても、小舟の上で、揺られながら、2時間も待つ話を聞いて、船酔いする私は、カプリに行くのは諦めていました。マルタにも、青の洞窟があると聞いて、是非行きたいと思ったのでした。

目的地に着くと、タクシーのおじさんに、「この先に行ったら、船の乗り場があるよ、またタクシー乗りたかったら、電話して。」と連絡先をもらい、海岸へ。

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マルタの海岸は基本的に崖と岩。階段を降りていくと、チケット売り場があって、10人位乗れる船が待っていました。ライフジャケットを着て、あっさり出発。おお、なんて、お手軽。

海を10分位行って、崖にある洞穴にいくつか入ります。でも、半分開いている、浅い穴なので、光り輝く蒼さではありません。

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でも、最後の洞穴のは、本当に蒼かった‼︎

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深い蒼さを満喫したい方はカプリや他が良いかもしれませんが、気軽に少し楽しみたい方には、マルタ島のも良いと思います!

さっきのタクシーのおじさんに電話。棒アイスを食べながら、海をみて待っていたら、30分位で、来てくれました。

次は市場が立つ、港町「Marsaxlokk」に。

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綺麗な海と色鮮やかな漁船、きれいな海。建物と、絵になる風景でした。市場には、マルタレースやスパイスなどが売っていました。

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海岸沿いの海鮮の店でお昼。海鮮パスタと牡蠣(生のはなくて、茹でたのだった)

海岸沿いを散策して、カラフルな扉の家の前で写真をとって、(その間、娘は抱っこ…)さっきのタクシー会社に電話。

待ってる間に、広場に店を広げている、アフリカ系の木彫りの像のおじさんの店を見る。雑なのだけど、手彫り、手書きの味があって、欲しくなってしまった。顔が一頭ずつ、違うから吟味して、キリンを一頭購入。アフリカの近くだから…。

ホテルに戻り、息子達は、プールと海に。私達もプールサイドのデッキチェアで一休み。どこでもそうですが、泳いでいる人は少しで、みんな寝そべって、飲み物を飲みながら、本読んだり、寝たり。時間の流れがゆっくり。

夕ご飯は近くのお寿司屋さんからテイクアウトしました。話しぶりから、韓国人の方の経営みたいでしたが、味に違和感なし。お手頃価格。旅先で有難かったです。part2につづく…







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