【最近のMD】スクラップ・袋小路

どうも、最近記事出力をあまりしていなかった人鳥さんです。
特に珍デッキ枠など4カ月ほど書いてませんね。

とは言えその間マスターデュエルをやっていなかったわけではありません。
デイリー分中心ですが毎日やってますし、その間色々と試したデッキもあります。

ただそれをなぜ出力しなかったのか……
その説明のために今実用している「【スクラップ】」3つを見てもらいましょう。

なお、デッキ構築そのものを紹介する意図の記事ではないのでスクラップの基本的な動きやカード効果については特別解説を入れないものとします。
もしどうしても知りたいところがあるなら聞いてください。

A:リサイクラー軸スタンダード

これに関しては大して言うこともありません。
「ラプター+サーチャーに触れられるカード(+ワイバーンの的)」を基本始動とし、理想盤面はナチュビ+ドルメン+マスカレ+リイヴwith残叫。サーチャーに触れられなかった場合はナチュビが立たなくなります。

アクセント程度の《屋敷わらし》からビーステッドへの憎しみを感じてくれると幸いです。

B:ラビュリンス混成

そしてこちら。
完全にラビュリンスとスクラップが別個に存在しているタイプの混合です。

スクラップ側は完全1枚初動(ワイバーンを割っても構わない)で、メタルシルバーアーマーなどを装備したブレイバードラゴンを立てに行きます。
サーチャーとゴブリンを入れているのは半分意地みたいなものですが、送り付けによる耐性突破自体は強力です。

これは決して自棄になってパワカ詰込みに走ったわけではなく、「1枚初動と言うのはその1枚さえあればよいのが強いのではなく、手札が4枚残るから強い」という側面からの探求になります。
ラビュなのは持ってた中で独立稼働しやすく、制約も少ない(普通のウェルカムくらい)テーマであったためです。

正味ラビュリンスとしては甘いと思うので、特にEXを中心に改良の余地があると思います。

C:ソロモード用

最後は霊使いを【スクラップ】で使いたいけど枚数が膨れ上がりがちなので、いっそ60枚にしたヤケクソ趣味構築です。
スクラップモンスター全種(モンスターは全員好き)+四霊使い(アウスかわいい)+春化精(妖精さんかわいい)のごちゃ混ぜ投入になります。
ソロモード程度であれば、SPチャレンジ含め十分余裕を持てるパワーはあります。

基本的には何かしら1妨害を立てられる程度に動きつつ、趣味構築なので「四霊使いを出来るだけ盤面に呼び込んでの勝利」を目指します。
妨害はワイバーン+破壊手段(速攻魔法かシャーク)か花蕾のどちらか出しやすい方を中心とし、サーチャーを《サクリファイス・アニマ》(魔法使い族)に変換することでデーモンリーパーによる憑依カードサーチに繋げます。

サーチャーの破壊は自陣のスクラップ以外を一掃しますが、春化精は「丘」、霊使いは《憑依覚醒》で耐えることが出来ます。
《ミセス・レディエント》などは意図的に破壊に巻き込むことで春化精を回収するのも良いでしょう。


ぶっちゃけると「Aを使いたいがランクマに真面目に向き合うとBになってしまうので、Cで満足するしかねぇ」状態です。

① スクラップは様々なカードを活用でき展開力が高いが、もはや昨今の対人戦ではコンボパーツが多くルートが長いことは重いデメリットと言って差し支えない
② 除外サーチその他諸々のメタカードにも弱い中、固有の強みを考えると「1枚初動」に尽きる
③ とは言え1枚使って余った手札4枚について考えるとスクラップ内では活用しにくいので、他テーマの力を借りた方が良い
④ 結果的にスクラップ要素を出来るだけコンパクトにすることになり、スクラップを使って戦いたいなら対人を見据えないデッキ構築の方が楽しい
⑤ 「変なデッキ」をスクラップで組んでいるため、今までのように新しい謎デッキを探求する気にならない

というわけですね。

今回はラビュリンスと強引に混合させていますが、超重武者やスプリガンズ初動と合わせたり、他カテゴリが多くなるのが嫌なら誘発や汎用札のほか、懐かしのデスフェニなどの出張パーツを極限まで詰め込んでみるのもアリだとは思います。


上述した「唯一の強みは1枚初動」というのは、あくまで対人ランクマッチをする上でのものになります。

ゴブリンやサーチャーの送り付けによる耐性突破などの行動選択肢の幅広さ、バラけたレベルと種族でシンクロ・エクシーズ召喚を行える拡張性、私はそもそも【スクラップ】を最も楽しいデッキだと思っているからこそ擦り続けています。

しかしながらそれはそれ。
「ボードゲームホビーである遊戯王OCGと、オンライン対戦ゲームである遊戯王マスターデュエルは本質的に別なもの」であるという持論は以前の記事でも触れたことがありますが、その辺のやりづらさが最近特に強まってきたなぁと思っている次第です。

とは言え最近、特にnoteを初めてスクラップ語りを始めてからは何度も、新たな視点を得てデッキ構築に関する考え方をアップデートしてきました。

このどん詰まり感もそのうちなんとかなるのだろうかと思いつつ、今回の話はここまで。
以上、人鳥さんの近況報告でした。

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