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大学の学祭で漫才を披露したよ

11月5日、所属する大学の学祭ステージで漫才を披露した。
お笑いサークルでの出演で、計8組がネタを披露。僕たちのコンビは8組目に出演した。いわゆる大トリだ。
そんな中、前説と後説のMCも務めることが決まり、今回の学祭ではありがたいことに我々のコンビがかなりスポットライトの当たる立場にいさせてもらっていた。

8時のリハに集合するために、5時半に起きた。
リハが終わると1時間強の休憩時間を校舎で練習がてら過ごす。我々のコンビも3回ほど練習をした。

前説では、自己紹介の流れで個人情報を言いまくるというボケが主体のMCを行った。今のところいたずら電話や着払いで何かを送られることは起きてない。
1組目から7組目まではあっという間のように感じた。サークルメンバーが披露してる間、1度だけ最後のネタ練習を行った。

我々が行った漫才ネタは、以前僕がnoteにて台本にもしていた「孔子vsミヤジ」である。
(リンクをクリックすればネタ台本にとびます)
この題材を相方が気に入ってくれたため、このネタを相方と共に叩き上げることでブラッシュアップしたネタを披露した。

この台本とは違い、後半部分は40代以降を語る代わりに、孔子とミヤジをイタコして互いに殴り合ってハケるという内容になった。
本当にやりたい尖った部分を残しつつ、大衆ウケのするコミカルな雰囲気に仕上がっていて、教養がありつつ馬鹿馬鹿しい、バランスの取れた良質なネタだと思う。

披露するときは、春の大学祭(初舞台)やM-1の舞台に立ったときよりは緊張しなかった。
しかし僕自身、ウケたかウケてないか場の雰囲気をよく覚えていないという悪い癖があるので、人づてでしか反応を聞けなかった。
基本的に人を信用してないので、本人を前にすれば気を遣っておべっかを言うのが当然だと思っている。だからこそ、この悪癖が治って観客の笑いが聞ける体になりたい。

後説のことはよく覚えていない。面白いことがあまり言えなかったうえに時間が押していて、結局サークルのメンバー全員が壇上に上がることはなく、MCの我々だけが軽い宣伝をして50分という短い舞台は幕を閉じた。

舞台が終わると一時解散となり、数名とボッチャやボードゲームや占いや射的をして数時間を過ごした。そのあと後輩の家へ小一時間身を寄せた。
この後輩の家にいる間に父親がサークルのYouTubeをチャンネル登録したことが発覚して非常に不愉快な思いをして、舞台撮影用の三脚を置きっぱなしだったことに気づきかなり気分が落ち込んでいたが、途中でよく聞くラジオのリスナー電話相談のコーナーで候補に挙げられた電話がかかり、気分がもとに戻った。あんなに感情の起伏が激しい1時間は痕にも先にもない。
そのあとに別団体のお笑いの舞台を見て(そこで放置されていた三脚を取り戻した)、そのまま打ち上げに参加した。

やっぱりみんなの根底にある思いは「観客を笑わせたい」という一心であり、M-1グランプリがあってすぐの1ヶ月前から、全員が気持ちを切り替えてすぐに学校祭の舞台に向けてネタ作りを頑張っていた。
このサークルに所属することができて本当に良かったと思う。

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