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パンクの話で盛り上がる

時間は午前0時をまわり、「SUPER PRIME 糖質50%オフ」も5本目になってきたが、起きた時間が遅かったのでまだ眠くない。相変わらずFacebookで交流を続ける。
午前1時を過ぎた頃、東京の吉祥寺に住んでいるAさんという武蔵野音楽大学のピアノ科を卒業した主婦と日本のパンクロックの話で盛り上がり時間を忘れる。その時出たワードは、町田町蔵、遠藤ミチロウ、横山SAKEVIなどである。
町田町像はパンクバンド時代の芸名である。本名は町田康。大阪府堺市出身である。1981年、バンド「INU」のボーカリストとしてアルバム『メシ喰うな!』で歌手デビューした。同バンド解散後もさまざまな名義で音楽活動を続けるかたわら、俳優としても多数の作品に出演。1996年には本名の町田康の名で処女小説「くっすん大黒」で文壇デビューし、2000年に小説「きれぎれ」で第123回芥川賞を受賞。以後は主に作家として活動している。
遠藤ミチロウは本名を遠藤道郎と言う。1980~90年代に活動していたパンク・ロックバンド、ザ・スターリンの結成者でありボーカリストである。スターリン解散以降はソロ、アコースティックバンドで活動し、還暦を越えた現在も精力的にライブ活動を行っている。ザ・スターリンは私が最も影響を受けたパンクバンドで、ボーカルの遠藤ミチロウを中心に「自閉体」を母体として1980年結成された。同年9月5日にファーストシングル「電動こけし/肉」をインディーズレーベルからリリース。その後1982年にアルバム『STOP JAP』で徳間音楽工業よりメジャーデビュー。3枚のアルバムをリリースした後に1985年解散した。その後もビデオのみをリリースするというコンセプトの「ビデオスターリン」や、定冠詞の付かない「スターリン」というバンド名で復活している。私は高校の同級生が通っていた駒沢大学の学園祭で「スターリン」の遠藤ミチロウのライブを見たことがある。
横山SAKEVIはイギリスのディスチャージ、GBHなどから影響を受け、1981年に結成され、東京で「ハードコア四天王」と呼ばれたハードコア・パンク/ヘヴィメタルバンドであるG.I.S.M.(ギズム)のボーカルである。G.I.S.M.(ギズム)は活動スローガンに『anarchy & violence』を掲げ、そのスローガンを地でいく暴力的なステージを展開していたが、ギタリストであるRANDY内田死去に伴い、2002年2月10日に行われたライブイベント「+R」を最後に活動を「永久凍結」(事実上解散)した。横山SAKEVIは音楽活動の他に、江戸アケミや町田康(町田町蔵)など当時のパンクロッカー達を俳優として起用した山本政志の映画作品にも出演しており、第28回日本映画監督協会新人賞を受賞した「ロビンソンの庭(1987)」では暴力的で独特の雰囲気を醸し出している。
そんな話をリアルタイムで交換していたら、いつの間にか午前2時を回っていた。さすがに眠らないと明日が辛いと思い、いつものロヒプノール2mg2錠、コントミン50mg2錠、ロドピン50mg1錠、ピレチア25mg1錠、センノシド12mg10錠、パキシル20mg2錠、セルシン2mg2錠、メトリジン2mg2錠、セルテクト30mg2錠、アナフラニール10mg2錠、グランダキシン50mg2錠、セルベックス50mg3錠をビールで流し込んで寝る体勢に入った。
起きたのは午後13時を回っていた。とりあえずHotmailのメールとFacebookをチェックし、返信しなければならないメールには返信し、Facebookのリンクにコメントし、チベットや大阪関係のニュースや、CNNやロイターなど海外ニュースをチェックしては必要なニュースをFacebookにリンクしていたりしていたら、あっという間に午後16時になった。その間、飲んでいたのはひたすら烏龍茶だった。毎日恒例の「Ms」に行く時間である。
開店早々の「Ms」に行ってみると私の他にはお客さんが一人しか来ていなかった。麦焼酎のロックを3杯飲んで、もやしの肉味噌炒めを食べて850円。午後の18時前に一度日記の続きを書くために店を出る。まだ全然酔ってはいない。
自宅に一度帰って、またしても烏龍茶を飲みながら日記の続きを書いていると、フィリピンのKatrinaからSkypeを通じてTV電話が入った。要件は英会話レッスンの件である。まあ、営業だ。3分弱フリートークして電話を切る。
午後22時前になってもう一度「Ms」に戻った。ちょうど知人が来ていて、先日のシュールストレミングの話やアルコール依存症の話、ウクライナ人のアクセサリーの飛び込み営業やその他諸々の話に花が咲いて、午後23時半の閉店までに麦焼酎のロックを3杯飲んで、チクワの磯辺揚げを食べて会計が800円。これくらいの出費なら毎日来れそうだ。
「Ms」で適度に飲んでもまだ物足りなかったので近所のミニストップに立ち寄って「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」の500ml缶を2本とタバコを1箱買って帰った。「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」を飲みながら日記を書いているといつの間にか午前0時を超えていた。まだ酔ってはいない。禁断症状も来なさそうだ。これなら明日もいける。そう確信しながら日記を書き続け、深夜は更けていった。

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