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嫁に行き黙って従う以外、女は生きづらい

この世界では今も戦争が続いていて強くなる思想の状態によっては、女性はやっと行けるようになった学校へも行けなくなる。いまだに「普通」は一部の人によって(主に男性と特権階級の人たち)作られてきたもののまま。

フリーランスでイラストを描き、それから結婚離婚で母子家庭となり、会社を作りイラストとデザインの仕事をしていた。この世の普通からすると、従わず人としての尊厳を求めただけで「我儘の罰を受ける」という扱いになる。あら、それならそれでけっこうだわと受けて立ったけど、これじゃあ自分のことしか出来ないじゃない。最低限の自分のことだけじゃなく、みなでのびのび生きられるよう望んだから何がどうなったかわからないくらいズタボロになったじゃない。やっとまともに生きるのに、こんなに消耗するなんて。

この世界はまだ、お嫁にいって亭主に逆らわず結婚を存続させる定型以外は想定にない。この現代は、我慢とも思わず従った女たちの上に成り立ってできた世界。「女性の参加や活躍」なんてお膳立てしなくても、あらゆるチームのメンバーとしてただお互いを信頼し尊重すればいいだけじゃんか。

冗談みたいだけど、この世界に大きな変化が起きた時、女がどこに居ればこれよりひどくならずマシで、せめてのびのびと生き終えることができるかと考え巡らせるけれど、子どもや孫のその先までここなら安心だと言えるところはどこにもない。

この現代に何言ってるのかと思うだろうけど、そう思うなら特権の中のお花畑にいるんだよ。「わからない」は、わかるまでその気配もないんだ。だから他人の言ってることがわからない。

自分に何が起きていて、どんなに戦ったか思い出した。勇敢だったから、あんなにもヘトヘトになったんだった。わたしは勇気があった。初めてのことばかりでいちいち下手ではあったけれど。だから何が起きても乗り越えて生き笑える。ああ、よかった思い出して。自信なんて秒で忘れてクヨクヨするけど、そんなのぶっ飛ばすくらい勇敢でもあったんだ。

うれしい。



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ガレージにストーブを入れ、絵を描き、画家の庭を作った。
六月、思い立って庭をオープンした。



キッチンカー、赤ちょうちん、ジプシー女将のおいしいアジア、画家の落書き、子どもも入っていいプール。
あっという間に何度開いたか数えられんくらいになった。

女たちは遊び始めた



自分の真心をしっかりと両の手で包んで



思い立ったら軽やかに始める。気軽に必死になんかなるもんか



捕らわれることなく恐れることなく



いつだってなんだってサイコーにおいしくできる



どんなものもこの手で編み出す。




自分の力を侮らないで。

#きゅうりちゃん#柚木ミサト#元気の灯しかた#人類のけんきゅう#人生のはっけん#解けて自由になる#女#女性#特権#パワー

描く行為が好物、つくることが快楽。境界線なくイラストを提供したくなる病。難しいお話をやさしく描くのも得意。生きることすべてを描きデザインする。旅をして出会って描きたいつくりたい。だからサポートは大歓迎です。 ( ・◇・)ノ