来たな「あの人と友達なんだよね?」

どうやら、その時対応するが無理なほどショックなことは一瞬ミュートされる。記憶からなくなるようだ。

それが数年まえからぼちぼちと、対応可能になってきたようでひょっこり顔を出す。

ギュゥ、と胸が締め付けられる。あれ?この気持ち、なんだったっけな。責めるほどの事でもないけれど、大事な人を亡くすときに重なってしまって傷ごと封印したんだと思う。ほとんどを置いて引っ越した。

もし今頃わざわざこんな事が起きるなら、目的は偽らない事だと思った。ニコニコと「そう友達なの」って調子を合わせない事。以前そうして何度も思い出をほじくり返さなきゃならんかった。そして、相手は毎回会うたびにその話で一花咲かせる。共通の話題での私へのサービス。これは、罪や。いくら相手には関係ないとはいえ、伝えねばならない。その話題はやめて欲しいと。

多分、上手いこと言う方法があるんだろうけど、封印してたから初体験や。とりあえず、まんま話した。

どうなることやら。

うん、これは成仏とかええの。しょうがない案件。

描く行為が好物、つくることが快楽。境界線なくイラストを提供したくなる病。難しいお話をやさしく描くのも得意。生きることすべてを描きデザインする。旅をして出会って描きたいつくりたい。だからサポートは大歓迎です。 ( ・◇・)ノ