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2023BRM722日本橋400ブルベ100周年 DNF

2年ぶりの400km、230kmでDNFでした。
原因は走り込み不足と補給ミス・・・


準備

日中は30度を超える猛暑。熱中症対策に気を遣いました。
インナーにパールイズミのコールドシェイドロングスリーブと、ビブもコールドシェイドのタイツ。アームカバー・レッグカバーで締め付け部がかぶれるのを防ぐ対策でしたが、どちらも正解。パールイズミのレーパンはいつものアソスに比べたらパッドも生地(というかパネル数)もお値段相当という感じですが、肌触り尻触りは悪くないです。乗り始め30kmくらいは尻に違和感がありましたが、慣れてからはぴったりでした。
あとアソスのスパイダーバッグにロックアイスの大袋を入れて冷却。これも効果あり。

ダブルボトルにするためにツールボトルをサドルバッグに入れたせいで、バランスが悪くなりました。バイクがSuperSixEVOになってから、大型サドルバッグを付けた時の変な重量バランスを感じるようになりました。

雨対策ではないけど水を被ることを考えてサングラスにSOFT99レインホッパーをかけたのですが、効果がなく却って視界が悪くなった・・・ 処置の仕方がよくなかったかも。

Start~Check1(58.2km)

自宅からスタート佃島まで15km自走。途中で吉野家の牛丼、直前のコンビニでおにぎり補給とロックアイスをセット。
いつものブルベではスタートから30分くらいで一人旅になるのですが、今回はずっと4~5人のパックでチェック1までつかず離れずでした。いちばん暑くて辛い時間にこれは助かった。途中自販機で水補給して一旦切れましたが、信号で追いついた。

ダブルボトルでも足りないくらいなのに、みなさん水分補給大丈夫なのかなと思ったり。途中でなにか食べている感じもないし、みなさんお強い。(わたしはいつものように1時間ごとになにか食べる作戦。今回はスポーツようかんカカオ味をセレクトしましたが、後述しますがこれは失敗でした)

Check1~Check2~PC1(119.4km)

チェック1でパンとエナジードリンクを補給、ロックアイスを再充填。
チェックポイント2の片瀬江ノ島駅までは海沿いを10kmほど。車は多かったけど走りやすい。
片瀬江ノ島駅はフォトチェック。こんな駅舎だったのか。


ここから北上して栃木に向かいます。ようやく追い風になりました。
ここでチェック1まで一緒だった二人とパックになり、PC1まで一緒でした。100km以上も誰かと一緒に走るブルベは初めて。わたしブルベで誰かと走るのに慣れておらず、一人で走るより楽なのですがペースだとか補給のタイミングだとかに気を遣ってしまい、本音を言うと楽に走れた反面正直疲れた。道を間違って追いかけてもらっちゃったりして・・・
途中で昔MTBで遊んでいた某所の前を通過。あの山の当時の面影はすっかりなくなっていました。

日暮れとともに多摩川を越えてPC1到着。ここまでは予定通り。

PC1~PC2(182.0km)

正直ここまでで、暑いの越えたし海も見たし昔の遊び場も見たし正直おなかいっぱい。5月に東京~糸魚川ファストラン走ってから100km越えしてないし、いま気持ちいい感じで終わりたいなと思った。
ややモチベーションが落ちた状態でリスタート。いま考えればここでもっと食べておけばよかった。あとでレシートみたらおにぎりとヨーグルトとINゼリーしか食べてない。あかんやろ。
ここからは夜道を一人旅。新座に入るまでは追い風なものの微妙に信号ストップが多く足が止まる。
途中志木の辺りでお祭りのため予定のルートが通れず、少し迂回するハプニング発生。

荒川を越えて上尾辺りで、なんとなくお腹が気持ち悪くなってくる。これは以前も経験したことがあって、ハンガーノック+ようかん食べすぎで口が気持ち悪くなるやつ、過去から学んでない。意識し始めるともうペースが落ちてきてしまい、何人かに抜かされてさらにモチベーションが下がる。
いったんコンビニに入って補給。固形物を摂る気にならないのでブドウ糖ゼリーとコーラでごまかす。再スタートしたもののスピードが25km/hにも満たない。うーん時間はまだあるから何とかPC2加須まで行って、あとはその時の調子で考えようと思っていたら、足の合いそうな集団が来たのでただ乗りさせてもらう。列車に乗っていれば27km/hくらいで走れるので、やはり自転車はメンタルが大きいなと思った。
なんとかPC2まで到着。ありがとうございました。

PC2~check3(220.7km)

チェック3のコンビニで今更ながらうどんとバナナで補給。
お腹もモチベーションも戻らないが、ここでは時間的にも場所的にも撤収できないのでゆっくり先に進むことにする。
しばらく走っていたらちょうど信号でPC2まで乗っけてもらったトレインの方々に追いついたので、声をかけて一緒に走らせてもらうことにする(こんなの初めて!)
ここからチェック3まではもう前の人についていくことに精一杯。自分一人では走れないよいペースでチェック3まで運んでいただいた。途中で佐野を通過したのでどうやら栃木県までは辿り着けたらしい。
わたしはPC2で結構食べたからここまで40kmくらいなにも補給しなかったけど、他の方もなにか食べる気配なし。みなさんブルベの補給ってどうしているんだろう?

check3~DNF(230km)

先ほどのトレインの速度で走る気力はとうになかったので、見送った後再度一人旅。ここから笠間日動美術館まで東に向かって60km、遠い。
もう夜中で道も空いていて走りやすいが、頑張っても23km/hくらいしか出ない。この後4時間後くらいまでには着いているだろうが、そこから先さらに炎天下を100km以上も走れるだろうかと、ネガティブな考えが頭を占めはじめるともうあかん。趣味なのに楽しくなくなってきてしまった。
などと考えていると、休憩ポイントの候補にしていた栃木駅前の快活CLUBが目に入り、もうここでストップすることにした。
入るときにはまだ「1時間休んだらちょっと回復するかも」と思ったけど、初めての利用で入会手続きしたりなどで時間がかかって、いざ個室の席に座ったらどかーっと疲れがきて、Garminのログ止めてDNF連絡してしまいました。
でもこれでブルベの民がこよなく愛する快活CLUBの会員登録したし、仕組みも理解したので次から躊躇なくピットインに使えるぞ。
朝まで休んで新栃木から輪行で帰宅しました。

敗因と分析

  • 第一に準備不足。全然乗れてなかった(むしろ体力温存を考えて乗ってなかった)400kmは一度成功体験があるのと5月の糸魚川がそこそこ走れたので甘く見ていた。

  • 暑さ対策は良かったと思うけど、それでもこの時期にブルベ走ったことなかったし、暑さによる消耗は想像以上に後からくる。

  • 補給は1時間に100kcal程度じゃダメなのでは?(あとようかんばっかじゃダメ)いつもの薄皮パンは暑さで傷みそうでやめたのでした。ツールを走る選手はサイコンにカロリー表示させているらしい。真似することにしよう。

  • 他の人と一緒に走るのはほんと楽ですわ。でもそれでペースが乱れてしまったことはある。「ずっと引いてもらって申し訳ない」とか「後ろの人がずっとラチェット音鳴らしてる」とか(ブルベの時は)気にしない強メンタルを手に入れよう。

  • ぶっちゃけ、走って楽しいのは200、頑張って300までかな。




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