見出し画像

2022BRM820東京金太郎(夜) 完走


2022 年度から仕事の配置換えでかなり忙しくなってしまい、ブルベの目的が「長距離を走破してやろう」から「ストレス発散」に変わりつつある今日この頃。
4か月ぶりの出走です。このコースは2019年に一度走っています。コロナ前だ。

準備

ウェアはいつもの夏の装い(レーパンジャージに腕脚カバー)。
夜スタートのためそんなに暑くならないと思いつつ、水かぶり用のカラのボトルを用意。また暑くなったらPEKOさん謹製反射ベストの背中ポケットにロックアイスを突っ込む予定。結局そんなに暑くなく(むしろ雨で冷たい)カラのボトルを200km運んだだけ。
食料は薄皮チョコパン(ジップロックに詰め替えて背中ポケット)・マルハの魚むすび*1・えいようかん*1・ザバスピットインエナジージェル*1を事前に用意。1時間ごとになにか食べる作戦で、だいたい全部食べた。
ずっと夜間走行なので照明はVolt800 *2に予備バッテリー*2、頭につける用のVolt400。Volt800の片方がなぜか4時間経過あたりでバッテリー切れ。交換するもまた4時間後にバッテリー切れ。もう片方はLowで10時間ほど持続してた。

スタート~PC1

8/20(土)夜スタート予定で、昼寝をしてから輪行で移動。新丸子駅で輪行解除中に雨がぽつぽつと。すぐ止むだろうと思っていたら、結局81km先の足柄峠までしとしとと降り続けていました。
激しい雨ではないし寒くもなく、レインウェアを出すほどではありませんでしたが、アイウェアについた水滴で視界が遮られてストレス。
予定より少し早く19:25にスタート。他に出走者がいると思いきや誰もおらず、いつものように孤独のブルベでした。

PC1~通過チェック1(足柄峠)

雨は止む気配がなく、峠の下りが不安なのでこのあたりでDNFを考えるも、時間的に電車がなさそうだし、新松田手前のアップダウン下りでなんとなく下りも行けそうな感触を得て腹を括る。
足柄峠は前回走った時は途中で諦めて押しが入ったので、今回は「足をつかない」「ペースを一定」「前腿の筋肉を温存」を目標にしました。たんたんと登っていると思っていたより登れる。雨の夜中に峠を登るのはなんの拷問かと思いつつも、雨のおかげかそんなに暑くもなく、いいペースで登れました。金太郎の看板に着くと雨も止んでラッキー。

通過チェック1(足柄峠)~通過チェック2(小田原)

通過チェック写真を撮って、補給食を摂ってヘルメットにライトをつけて、このコース一番のですが恐怖エリアに突入。足柄峠の下りは急勾配があるもののワインディングがないし、時間のおかげか車の通行もなく、スピードコントロールをしながらもそんなに怖くなく下れました。ここで登ってくるランドヌール何人かとスライドしました。
4kmほど下った後、小田原に抜ける広域農道へ。ここはコースプロファイルでは下り基調に見えるものの、実際にはアップダウンが続いて足が削られること前回で学習済み。真っ暗で先が見えないので登りなのか下りなのか分からない。まして今回は雨は止んだものの路面はウェット、慎重に進みます。
真っ暗の中、急に視界が開けて遠くに見える小田原市街の夜景が、前回は印象的だったのですが、今回そんなに感動的ではなかったな。雨のせいかな?


遠くのほうに動く光が見えると思ったら鹿だったり、猫かと思ったら狸だったり、謎の小動物(リス?)が横切ったりのほうが印象的。
いいかげんアップダウンが続いてしんどいと思っていると、急に人家が増えてきて下り基調、下りきると見覚えのある小田原城のお堀のわきに出てきて恐怖エリア終了。

通過チェック2(小田原)~PC2(湘南国際村)

ここからの50kmは、ひたすら平坦な海沿いを東に向かい、最後に湘南国際村の坂をガツンと登るエリア。
道路は乾いていて、本当にさっきまで雨降っていたのだろうかと思うくらい。前回はこのエリアは単調でしんどかったような記憶がありますが、今回は風に助けられたか、いいペースで走れました。直前まで真っ暗な山道を走っていたこともあり、人里はこんなに走りやすいのか!と思う。予定では湘南の辺りで日の出を拝むつもりでしたが、予定より早くまだ暗いうちに湘南国際坂に突入。疲れがたまっているせいもあり足柄峠よりきつく感じましたがへこたれずにクリア。
海で日の出を拝めませんでしたが、湘南国際村のコンビニで朝の虫の声や鳥の声を聴きながら食べる朝食もなかなか良いものでした。

PC2(湘南国際村)~ゴール

新川崎のゴールまであと40km。いつものブルベでは最後の区間でペースが落ちるのですが、今日はいつもよりまだパワーが出せる感じ。
少しずつ明るくなって、少しずつ暑くなってきましたが、頑張ればまだ暑くなる前の7:30までにはゴールできそう。
横浜市内からは信号峠を覚悟していましたが、繁華街に入ってからはひどい。まだ早朝で人も車もいないのに信号ごとにストップをくらいます。Speedplayの潤滑剤が切れて、クリートのはめはずしもしんどい。
繁華街を抜けて第二京浜を北上するラスト10kmでも、まだ2倍ちょい出せる脚が残っていて、最後は自分なりにスパート。12時間切ってゴール。さすがに最後はガリガリ君が美味く感じるくらい暑かったです。

おまけ

雨でドロドロ、オイル切れでキシキシになったバイクは後日ラバッジョとうきょうで綺麗にしてもらいました。
雨ブルベのあとの掃除は本当にしんどいので助かる。

ふりかえり

数か月前にフィッティングを受けてから初のロングライドでした。今回それなりに(自分比)そこそこ走れた気がするのはフィッティングの効果な気がします。パワーが上がったわけではないので早くはなっていませんが、以前よりも楽に走れたように感じます。
とはいえ最近あまり走れてなく、200以上の長距離は走っていてあまり楽しくないかも、というのが正直な気持ち。いちおう9月に200のエントリーをしていますが、10月どうするか悩み中です。
あと、アイウェアの雨対策をなんか考えよう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?