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ソールスター(Solestar)インプレッション

7月から導入した、高性能インソールのソールスター。使い始めて1カ月が経過したので、感想をまとめておこうと思います。

導入のきっかけは、IT技術者さんのブログ。ちょうど左足の足裏の感覚が気になっていたので、購入してみました。

今回購入したのは、ソールスターの中でもバランスが取れたタイプ、コントロール(KONTROL)です。輪行の時とかはまあまあ歩くのですが、一方でツアー(TOUR)は、濡らしちゃいけないとのことで、コントロールにしてみました。


ソールスターの設計思想は、足を最適な場所へ導き、安定したペダリングを実現すること。その思想通り、ペダリングが安定するようになりました。

自分の感覚としては、安定した足の軌道を、内側で調整するイメージ。言葉で表現するのが難しいのですが、インソール全体で内側を低くなるようにして、ペダリング時の足を内側に向かわせつつ、土踏まず部分のサポートにより、内側に向かいすぎないように制限しているような感じです(もしかしたら人によってこの点は違うかもしれませんね)。
 それにより、ペダリングが安定したように感じます。

もう一点感じたのは、足の裏全体でペダリングをしているような感覚です。足の前側、母指球とか子指球付近だけでなく、かかと部分でも踏んでいるような感覚がします。
 これはおそらくペダリング中にかかとが下がらないようになったことで、かかと部分が下から押されるようになって感じたのでしょう。
 この感覚はダンシングの時にも感じられるので、ダンシングが楽に続けられるようになりました。


一方で、いくつかデメリットを感じました。

一点目は重量。シマノのRC7を使っているのですが、純正のインソールよりも片足で36g重くなります(純正が19g、ソールスターが55g)。シューズはペダリング中に常に回る重量物ですので、この重量増は無視できません。

二点目は暑さ。通気性の良い純正のインソールとは異なり、カーボンファイバーが使われているので通気性は皆無と言って良いでしょう。使い始めたときは、足裏の暑さが気になりました。ただ、この点は慣れてくるとあまり感じなくなってきました。

三点目は靴下との相性。全体的に、滑りにくい素材でできています。それにより靴下が滑らずにロスなくペダリングができるのですが、一方で滑り止めがついているタイプの靴下や、少し緩めの靴下だと、変なところにしわが寄って、違和感が発生します。


なお自分のシューズはRC7の42ワイドで、サイズガイドによると2サイズ上だったので、ソールスターは44を購入しました。ところが、シューズに入れてみると入らない、あるいは入ってもかかとやつま先部分にしわが寄ってしまう。。。
 推奨されていませんが、つま先とかかと部分を切って、何とか合わせました。

ということで購入される際には、取扱店にてサイズ確認を行ったうえで、サイズを決められることをお勧めします!

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