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HY/canvas


HY/canvas

僕は当初熱狂的にHYを聴いており、
主に三人のメンバーが曲によって作詞作曲している点がとても好きでした。

(最初歌詞を見た時は作詞作曲の表記も英語でメンバーっぽくない名前だから楽器提供されてるのかと思ってました。笑)

そして4枚目のアルバムに収録されている
「canvas」

この曲だけは、これまで作詞作曲されていなかったギターの方がつくられていました。

僕は当初この曲が大好きでしたので、
驚きました。

というのも、

僕はそれまでHYを聴きつづけ、
見つづけていく中でも、ギターの方はあまり前に出るタイプには見えなく、口数も多くなく、影でHYを支えている方のように見えていたからです。

その後に発売されたライブDVDを見て
僕はこの曲をもっと好きになりました。

何故なら

これまでコーラスをしていなかったギターの方がこの曲で初めてコーラスをしていたからです。

そのコーラスワーク中は
とても真っ直ぐな目をしておりました。
僕は「この曲に嘘はなく、
本気の思いでつくったんだろうな」
と勝手に解釈しました。

世に出すレベルの
作詞(作曲)をしていなかったであろう人が
これほどにも良い作品を産むには
身を焦がす程の本当の想いを
曲に投影できなければ
半端なものになると思うのです。

(すいません、実際には1stアルバムで作曲されてる曲が一曲ありましたが…笑)

個人的にはそう言った経緯も含めて
この曲が大好きです。

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この曲は僕と君で成り立っており、
二人は恋人に近い関係の様です。

ところが僕は自分の気持ちを
伝ることが上手くできないまま。

君の気持ちも知れぬままに
僕の心の描写が描かれていきます。

二人の距離感は付かず離れずといった感じで
歌詞には緊張感が流れつづけます。

この曲の展開はイメージしやすくて
展開は繊細なことなんだけれど
とてもドラマチックで。
すごく主人公に共感できるんです。

最終的に君は去っていき、
去ってしまったあとに
僕は伝えたかった言葉を吐き出します。

僕には後悔が残り
君は優しい笑みを見せたまま消えていく…

という流れで曲はフェードアウトしていきます。

今思ったんですけど、
フェードアウトの終わり方って
君が去っていくことを表している様ですね…
(この時に流れるバイオリンのメロディー、めちゃくちゃいいんですよね。)


多分これって実話なんじゃないかなって
やっぱり思ってて。
勝手なイメージですけど、この曲の主人公とギターの方のイメージも近くて。


そういう風に見てると
ライブ映像でコーラスしている姿なんか、
とてもグッとくるんですよね…。


ちなみに僕も
この曲の主人公にとても共感できます、、
分かる…分かる…って思います。

かなりこの曲には想いを馳せました。笑

メロディも編曲も
ドラマチックでとても好きです。

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