Prologue 〜開店〜
2021年8月12日。
出会いと勇気付けで人生を変える「縁（En）-Couragement Cafe」がOPENした。
これからこのマガジンで、カフェにお越しくださったお客様のライフストーリーをご紹介することで、誰かの背中を押せたらいいなと思っている。
ときおり、理想のカフェにたどり着くまでの、マスターであるぺくのストーリーも織り交ぜながら。
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このカフェは、たったひとことの「いいね！」から始まっている。
じつは、マスターであるぺくのなかで、「ライフストーリー」をテーマにしたオンラインカフェをやってみようという構想は、春ぐらいからぼんやりと頭の中にあった。
でも、やったこともないし、「そんな夢物語みたいな話、できっこないよなぁ」と、「やってみたい！」気持ちが浮かんではしぼみ・・・を繰り返す日々。
そんな日々に終止符を打つタイミングがやってきた・・・！
2021年6月20日。
久しぶりの「卒業」だった。
2021年の頭から、もう一度コーチングを学び直すことにし、3ヶ月間通ったスクールが終わりを迎えた。
「せっかく学んだことを、忘れることなく実践し続けたい！」
そう思って、卒業直後からコツコツと相互コーチングを始めることにした。
早速グループ内で「相互コーチング、しませんか？」と声をかけると、何人かが手を挙げてくれた。
そのうちのひとりのおかげで、夢物語が現実に近づき始めたのだ。
スクールの同期で、予祝講師のおかっちさん。
人の話を寄り添って聴く天才と言っていいぐらい、話を聴くのが上手で、いつも仲間への勇気づけを絶やさない人である。
「ぺくちゃん、相互コーチングの募集していなかったっけ・・・？ ぜひ練習しようよ！」
ということで、予定を合わせて相互コーチングをすることになった。
その頃、私は「キャリア迷子」のような状態だった。
昨年末から始めた、インタビューのセッションを5月末にすべて廃止した後で、「これからの私は、一体何がしたいんだろう？」と頭の中の自分と対話し続けているような毎日。
その日のコーチングのお題も「これからのことについて考えたい」だった。
そのうえ、普段の私は、「人からどう見られるか・思われるか」をかなり気にする性格である。
自分の話をするとき、誰かの反応を考えながら話してしまったりして、言葉に詰まってしまうこともしばしば。
でも、おかっちさんはどんなときも温かい笑顔を絶やさず、話を聴いてくれるし、どんな話をしても「いいね！」で受け止めてくれる。
まさに「仏」のよう・・・！！
だから、この日も「制約のない未来」の話になったとき、
「ライフストーリーをテーマにしたカフェを開きたいんです！」
そんな風にするっと言葉が出てきて、驚きを隠せなかった。
「おぉっ・・・！ いいね、いいね！ どんなカフェ？ 一番”こうなったらいいな”って状態を教えて！」
すごく新鮮な気持ちだった。
ずっと心のどこかで、「こんな夢物語みたいな話、実現できっこないよね・・・」と思っていたから。
この一言とおかっちさんの笑顔のおかげで、完全に安心したうえに、なんだかワクワクしてきたぞ・・・！！
そこから、私はとにかく「こうなったら最高！」とか「こんなことがしたいの！」と、まるで子供のようにイキイキと喋り始めた。
・インタビュアーをしていた頃に感じていたこと
・セブにいた頃「居場所の大切さとありがたさ」を感じたことや循環をつくりたいと思った経験
・現在進行形の私たちのストーリーに、小さいかもしれないけど、気づき・刺激・勇気が詰まっていること
などなど・・・心に思い浮かぶままに語った。
おかっちさんは、終始笑顔で、同じ目線でイメージをしながら、ワクワクした様子で、話を聴いてくれた。
そして、ひとしきり話を聴いてくれた後に、おかっちさんが掛けてくれた、この言葉が大きな励みになった。
「いいね、いいね！ すごく面白いと思う！
読んでくれた人に何かのきっかけを与えるのも素晴らしいし、自分の話が誰かのためになるって、すごく貢献感を感じられるよね・・・！」
私はこれまでずっと「変化のきっかけをつくりたい！」と思って、走り続けてきた。
今回「ライフストーリーをカタチにしていきたい」と思ったのも、読んでくれた方がヒントを得て、新しい一歩を踏み出してくれたらと思ってきた。
だけど、「話を聴かせてくださる方にとってのメリットってなんだろう・・・？」って、ずっと悩み迷っていた。
でも、この言葉のおかげで、
「そうだ！ 自分の話が誰かのためになるって、たしかに貢献感上がるじゃん・・・！」
そう思えたら、不思議と「まずはとにかくやってみよう！」という気持ちになって、自己紹介記事を書く手がどんどん進んだ。
記事を書き始めてちょうど2週間ぐらい経った頃だろうか。
途中でもう一度、「こんな夢物語みたいなこと、本当にできるんだろうか」と、突如不安に襲われたことがあった。
noteの画面をとりあえず毎日開いてはいるんだけど、いつまで経っても書けない、書けない・・・。
そんなときも、おかっちさんとの相互コーチングで、いろいろなお話をするなかで、スルスル解決！！（キラーン）
その頃は
「実現できるか分からないのに、公開しちゃっていいのかな・・・」
という思いが、頭の中を渦巻いていたけど、
「まずはやってみて、より良い方向に柔軟に変えていけばいい！」
「いろいろな方に助けてもらいながら、みんなでつくっていくCafeにしよう！」
と、また前に進めるようになった。
その後、無事に冒頭の記事を公開して、今に至る。
まだまだ始まったばかりだけど、今振り返ると、きっとひとりでは進めなかっただろう。
相互コーチングで、おかっちさんのお話もいろいろと伺っていて、日々どんどんチャレンジしている様子を見てもいたので、「一緒に頑張っている仲間がいる」ことが、本当に励みだった。
そして、「これだけ一緒に考えていただいたんだから、絶対実現したい！」と、前に進む原動力にもなった。
心からの感謝を込めて、「開店」のエピソードを終わりにしたい。
たくさんの勇気づけを励みに、やっと実現できたCafeなので、理想のCafeに近づけるよう、一歩ずつ動いていこう。
そう決意を新たにしながら、マスターのぺくは、今日もお客様をお待ちしている。
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今回は、「開店」にまつわるエピソードということで、マスターぺくのお話を中心に描いているが、次回からはCafeに来てくださったお客様のエピソードをじっくりとお楽しみいただきたい。
いろいろな方のいろいろな生き方・考え方、貴重な経験談から、きっと勇気やヒントをもらえるはずだから・・・！
そして最後に、今回カフェのOPENにあたって、たくさん相談に乗ってくださった、予祝講師のおかっちさんをご紹介♫
おかっちさんは、誰かの夢を本気で応援できる人。
今回の私のように、「こんなこと、叶うのかな・・・？」と思っていることでも、誰よりもワクワクしながら聴いてくれるので、前に進むパワーや勇気をもらえるはず。
なにより、おかっちさんご自身が夢に向かって、どんどんチャレンジされているので、その姿にもきっと背中を押されると思う。
おかっちさんが気になる方は、ぜひ以下を覗いてみてほしい。
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