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ゆるりと振り返る海外就職 Day1〜相手の文化を理解するヒント〜

こんばんは!
記事は用意できていたのに、アイキャッチ画像を作るときに凝り過ぎて、アップする頃には危うく金曜日じゃなくなりそうでした(苦笑)。
*凝り始めたら、とことんこだわってしまう人です・・・。

さて、所属している会社で、「英語」×「オンラインコミュニティ」というコンセプトの、とてもユニークなオンライン英会話スクールの立ち上げに、微力ながら携わらせてもらっています。
*注:一般公開はあと少し先なので、またいずれご紹介させてください!

そのコミュニティ内で、海外で生活していた頃の話をぽつぽつと綴っていると、少し楽しくなってきまして・・・!笑
せっかくなので、備忘録がてら、自分のnoteでも残していきたいなぁと思い、「ゆるりと振り返る海外就職」という名前で、毎週noteを更新してみることにしました!
(とはいえ、いずれはネタが切れてしまうかもしれません・・・それまでは頑張って書きます!)

ところで、私には文章を書くときに、「話すように書いてしまう」という癖があります。
そして正直なところ、自分ではそれがあまり良くない癖だと思っています。
ただ、今回はあえて、そんな”自分らしさ”全開で書いてみるのもありではないかなぁと思っています。

このマガジンは、おそらくあまり有益性はありませんが(笑)、約2年半に及ぶ海外生活のちょっとした1コマから感じたこと・学んだこと・・・などを、”ゆるふわ”な雰囲気で綴っていこうと思っています。

初回ということで、前置きが随分長くなってしまいました。
早速本題に参りましょう!

相手の文化を理解するヒントはどこにある?

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海外で働く上で欠かせないのが、現地の方とのコミュニケーション。
日本の考え方やいわゆる「常識」とは違うが故に、戸惑ったり、悩んだり・・・苦労される方も多いはず。
フィリピン・ベトナムの2ヶ国で勤務した私自身も例外なく。
最初はそもそも英語があまり上手ではなかったので、言語の壁に苦しみ、その課題を乗り越えたら、今度は関係構築に悩む・・・そんな感じでした。

今日はそんな私が考える、異文化理解のヒントについて。

「一瞬戸惑ったり、ちょっと苛立ったときに、相手の文化を理解するヒントがある」

この答え、じつは、自分自身が海外で働いていた頃に見つけ出せたものではありません。
昨年から今年の頭にかけて、「旅するインタビュアー」としてアジア各国を旅していた頃に出会った方のお言葉を借りています。
ただ、この言葉とそれにまつわるエピソードを伺ったとき、すごくハッとさせられたんです。
今日はそのときに思い出した、私の海外生活の1コマをご紹介しますね!

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フィリピン・セブでの海外インターンを経て、ベトナム・ハノイで海外就職を果たした私。

ハノイで働き始めて、ちょうど1ヶ月ぐらい経ったころでしょうか。
コピー機の側で印刷が仕上がるのを待っていたところ、一人の同僚が駆け寄ってきました。
しばらく他愛もない話をしていたところ、"By the way, how old are you?"という質問が・・・!!

私は一瞬戸惑いました・・・。
というのも、なんとなくかもしれませんが、日本ではいきなり年齢を聞くのはタブーとされていませんか?
それに、ハノイで働く前にいたフィリピンでも、年齢を聞かれる際には、"If you don't mind me asking…(差し支えなければ)"と、少し遠慮がちに聞く(または聞かれる)ことが多かったので、ちょっとビックリしちゃったんです。
取り急ぎ、聞かれたからにはということで、彼女に年齢を伝えたあと、思わず「でも・・・なんで?」と聞いてしまいました。

そのとき彼女が話してくれたお話がきっかけで、ベトナムの文化についてより深く知ることができたんです。
というのも、ベトナムでは、自分より目上の方なのか、年下の方なのかで、人称代名詞を使い分けます(以下)。
彼女としては、失礼がないように呼び分けられるよう、年齢を知りたかったそう。

・相手が自分より年下であれば・・・Em
・相手が自分より年上の女性であれば・・・Chị

*ベトナム語の人称代名詞は他にもあります。
気になる方は、「ベトナム語 人称代名詞」などでぜひ検索を・・・!

「なるほど、そうだったのか〜!」と納得!
一瞬戸惑った私でしたが(今考えると、少しムッとした表情をしていたかも・・・泣)、彼女のお話から「相手を敬う」気持ちが感じられて、ベトナムのとても素敵な文化のひとつを垣間見た気がしたんです。
そして、もちろんですが、そんなことを優しく教えてくれた彼女のことも、すっかり大好きになりました!
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おわりに

海外で生活すると、こんな風にビックリすること、戸惑うこと、違いにちょっと腹が立つこと・・・本当にいろいろなことがあります。
でも、そんなときこそ、「相手の文化を知る」チャンスかもしれません!
そのためには、すぐに怒ったりせず、一旦その背景にある意図を聞いてみることが大切なんだと思っています。

海外で生活するとき、日本との違いがあるからこそ、苦労することもあるのは間違いありません。
でも、その戸惑い、悩み、怒り・・・と心が揺れ動いた経験自体はもちろん、違いを乗り越え、一歩踏み込んで理解できたと感じたとき、とっても嬉しく、やりがいを感じていました。
それが「海外で働く」醍醐味でもあり、面白みだなぁと私は感じています。

ということで、今日はここまで・・・!
取り留めのないお話でしたが、読んでくださってありがとうございました!


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