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応援される勇気

いつかnoteでも書こうと思っていたけど、最近書きたい話があり過ぎて、今になってしまった話。


「応援される勇気」

この言葉を見たとき、見る人によっては「応援されることに勇気が必要ってどういうこと?」となるかもしれない。
でも、私にはどうやら勇気が必要なことのよう。

今年の2月末から、現場変革リーダー養成コースに通うなかで、以前よりもぐっと、心の底から誰かのことを応援したり、誰かの幸せを喜んだりできるようになった。
そして、そんな自分が少しずつ好きになってきた気がする。

でも、あるとき

「誰かを応援できる自分を好きでいることももちろん素敵だけど、自分が応援される側に回ってみることで、起こせるブレイクスルーもあるのでは?」

というお話を伺う機会があり、ハッとした。

たしかに、誰かを応援することは素晴らしいことだし、私が好きなことでもある。
では、私が応援される方は・・・?


パッと思いついたのは、「拒絶される怖さ」だった。
20代の間、家族の意向と真っ向から反した選択の連続だった。

「女の子が営業マンだなんて!」(←車の運転が伴うことを危険視)
「海外で働くなんて危ない!」

などなど、何かを決める度に、起こりうるリスクを不安視されたり、過度に心配されたり・・・。
今となっては、少しずつ周りの気持ちや意図も理解できるようになってきたけど、そんなことが繰り返されるうち、周りの誰かに対して「応援してね」の一言が言えなくなっていたし、「どうせ応援されない」と思うようにもなっていた。
*もしかしたら、もっと幼い頃にきっかけがあるのかもしれないが、今はまだ辿れず。


5月中頃、現場変革リーダー養成コース Day10で、「想いを伝えるプレゼン」という講義&実習があった。
実習では、「誰に、どんな想いを伝えたいか」を1つ決めて、2人組でプレゼンが行われた。

私はそのとき、テーマが思いつかないという悩みに加え、以前自分に寄り添う言葉をかけるときと同じ感覚を感じていた。

  言葉を発しようとすると、胸と喉のあたりがつっかえる…。

*注:以下の記事でほんの少しだけ触れたが、以前の私は、自分に寄り添う言葉や自分が頑張ってきたことを話すときなど、胸と喉のあたりで言葉がつかえてしまうことがよくあった。


ちょうど講義を受けた後に、冒頭のお話を伺ったこともあり、今一度同じ感覚を感じたときをゆっくり、ゆっくりたどっていくと、そのきっかけとなった出来事にたどり着いた。

そっか。
自分が話したことが受け入れられないことが怖かったのか。

そこで、ようやく気がついた。


講義の当日、せっかくの実習なのに、私は言葉がつかえて、ただただずっと涙を流しているだけで、ほとんど実習に臨むことができなかった。

それでも、一緒にペアで実習に臨んでくださった方やサポートの方は、ただただ涙する私にとことん寄り添いながら、勇気づけをしてくださった。
おかげで、3回行われた実習のうち、最後の1回はなんとか話しきることができた。

そのとき、その場所で、温かく見守り続けてくださった方々に対して、私は本当にありがたいと思っていた。
そして、いろんな過去を思い出した後、改めて実習を振り返ったとき、言えなかった「応援してね」を伝える、最初の一歩を踏み出すきっかけを作ってくださったことに対して、さらに感謝でいっぱいになった。
同時に、これからは、応援してほしいときに、ちゃんと「応援してね」が言える人でいようとも思った。



この気づきのおかげで、また一歩前進したし、軽やかになれた。
このとき私に関わってくださった方々に、もうそろそろひと月が経とうとしている今も、心から感謝している。


そして、最近の私は、来たる最終日・Day12に向けて、課題と向き合ったり、卒業プレゼンの練習をしたりする日々を過ごしている。
今まで怖かった「想いを伝える」ことや「”応援してね”と伝える」ことが、いきなり上手くできるかと言われたら分からないし、また言葉がつかえてしまうこともあるかもしれないけど、今の私ができる最高の状態で、当日を迎えられるようにしたいと思っている。


当時思い立って書いたときも深夜のつぶやき。
そして、今回も深夜のつぶやき。

本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!


▼音声でもお話しているので、良かったらこちらもぜひ!


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