意表を突こう!クセ者サポートまとめ!(ポケカ)
こんにちは、ぺこりんと申します。
先日、久しぶりに友人と対面でポケカをしました。やはり、オンラインポケカと違って手順がスムーズに行えますし、回線によるラグなどもなくて時間も短くなりますね〜
やはりカードゲームは対面に限ります!
さて、今回は以前書いた記事「ドローサポートまとめ」に続く、まとめシリーズの第二弾になります。
称して「クセ者サポートまとめ」!!!
ドローでもなく、サーチでもなく、エネ加速でもない、大きな括りに含めづらいサポートカードをまとめてご紹介します!
ではいくぅ!
1.まずは紹介するカード一覧
まずは、今回ご紹介する9枚のカードたちを一覧でご覧いただきましょう。
「ナツメの暗示」「ジュジュベ&ハチクマン」「ボスの指令」「サカキの追放」「イツキ」「きとうし」「キョウの罠」「フラダリ◇」「ギーマ」
の9種類となっております。
それでは、1枚ずつ詳しく見ていきましょう!
2-1.ナツメの暗示
使ったときに相手の手札にサポートがあれば、その効果を使うことができるサポートです。
相手の手札に何のサポートがあるかわからない時がほとんどですが、言い換えれば「どんなサポートにも化けうるカード」です。
博士の研究にも、マリィにも、ブルーの探索にもボスの指令にも変身する可能性を秘めているのです。
技や特性によって相手の手札が見れるポケモンが入っているデッキでは、有効活用しやすいでしょう。
例えば、オーロット&ヨノワールGXやゲンガー&ミミッキュGXの技を使うときは必ず相手の手札を見ますので、次のターンに使えるカードを確認しておけばナツメの暗示でコピーできます。
デッキを選ぶカードですね!
お互いの山札を3枚トラッシュし、追加効果でさらにお互いのベンチポケモンまでトラッシュすることができます。
LOデッキ(相手の山札を0枚にして勝つことを狙うデッキ)には必ず複数枚採用されているカードです。
しかし、普通のデッキにも十分採用理由を見出せるカードだと個人的には思っています。
ムゲンダイナVMAXやマホイップVMAXのデッキはベンチに多くのポケモンを並べます。ベンチを並べることで技の威力や効果を最大限発揮することができるからです。
ということは、相手のベンチを減らせるという特殊効果は、上記の二つのデッキを相手にするときにかなり強い妨害カードになります。もちろん他にもサブポケモンがベンチに並ぶデッキに対してなら効果を発揮してくれるでしょう。
自分もベンチをトラッシュしますし、山札のトラッシュもありますので、その辺は意識した上で使いましょう。
2-3.ボスの指令
相手のベンチポケモンをバトル場と入れ替える効果があります。
現在ポケカをプレイしている方なら知らない人はいない、最重要サポートカードになります。
倒したいポケモンがベンチにいるとき、倒したいポケモンがベンチに逃げてしまったときに、引きずり出すことができます。
ほとんどのデッキにおいて、この引きずり出す効果を無効にすることはできません。最近の強いデッキなら一つもないのではないでしょうか。
このカードがあるから、デデンネGXやクロバットVなどがサイドをとる餌にされてしまいます。
ほぼ全てのデッキに2~3枚採用、4枚採用するデッキも決して少なくはありません。
シングル買いするなら今はかなりの高額になってしまいますが、少なくとも2枚は持っていて絶対に損はしません。
2-4.サカキの追放
もう一つのサカキ様です。
自分のベンチにいる無傷のポケモンを二匹までトラッシュすることができます。
デデンネGXやクロバットVは、HPが低いのにサイドを2枚取られてしまうリスクのあるカードです。しかし、手札を補充するのに必要なカードですので、出さなければいけない場面は多くあります。
サカキの追放ならそのリスクを消してしまうことができます。
ダメージを受けたりダメカンを置かれる前に自らトラッシュすればいいのです。
場からいなくなるのだから、倒されるもクソもありません。
デデンネGXやクロバットGXではなくても、サイド的に倒されるとまずいポケモンなら何でもトラッシュできますし、役目を終えたポケモンをトラッシュすることで、他のポケモンを出す余裕も生まれます。
サイドレースが激化している昨今、このカードは相手のサイドプランを変更させる手段としてアリではないでしょうか?
2-5.イツキ
このカードを使った次に行うコイントスの表裏を自分で指定することができます。
要は
・イツキ→クラッシュハンマー:相手の場のエネルギーを確定トラッシュ
・イツキ→ターボパッチ:確定で1エネ加速
をすることができます。
もちろん、ポケモンの特性や技の効果でも指定できますので、タルップルの引きずり出し効果も確定になりますし、カジリガメVMAXやオトスパスVの技を確定でダメージアップできます。
最近はコイントスで表が出れば結構強いカードもいくつかありますので、確定で表にできるイツキはデッキによってはかなり活躍できると思います。
何より、コイントスを多用するデッキなら、ここで表が出れば勝ちって場面が必ずありますので、それを確定に表にできればそのデッキの安定感につながりますし、ストレス軽減にもなります。
コイントスが好きで自分は運に自信がある人も、大事な場面で運負けしたくなければ1枚は入れましょう。
2-6.きとうし
自分と自分のポケモンにかかっている技の効果を無効化するカードです。
自分にかかる技の効果の例としては
・クワガノンVのパラライズボルト→自分がグッズを使えない
・フリージオのカチカチロック→自分がグッズを使えない
などが挙げられます。
自分のポケモンにかかる技の効果の例としては
・オトスパスVのがんじがらめ→技を受けたたねポケモンは次の番に技を使えない
・オーロット&ヨノワールGXのペイルムーンGX→次の相手の番、この技を受けたポケモンが気絶する。
などが挙げられます。
どちらも、自分のプレイを妨害してきたり、優先的に対処せざるを得ない状態にしてきます。
それを「きとうし」1枚で無効化できます。
次の番に同じことをされると対処できなくなりますので、次の番以降に困らなくなるように、相手の妨害のキーとなるポケモンを倒せる準備が整ってからきとうしを使用しましょう。
2-7.キョウの罠
相手のバトルポケモンをどくとこんらんにする効果です。
効果は大変シンプルですが、状態異常を利用した技や特性はたくさんありますので、状態異常にする要員が場に立っていなくてもコンボを起動しに行ける可能性があります。
また、明らかに状態異常で妨害するデッキではないようなデッキに入れておくことで、相手のダメージ計算やプランを崩すこともできます。
最近は10ダメージ足りないなんてことがよくあり、それの解決のためにガラルジグザグマを採用することが多いですが、キョウの罠ならダメージ調整だけでなく、状態異常回復のためにポケモン入れ替えを消費させたり、相手の手札が事故ってる時にダメージを蓄積させることができます。
相手の事故の被害を大きくする害悪カードですね。
個人的にはモルフォンGXのデッキを愛用していた時にフル活用させてもらったので、愛着のあるカードでもあります。
2-8.フラダリ◇
自分の場の炎ポケモンの数だけ相手のトラッシュにあるカードをロストゾーンに送れます。
炎デッキにしか採用できませんが、相手によっては恐ろしいほど強力なカードになります。
小ズガドーンやマホイップVMAX、ゴリランダーVMAXなど、技を使う際にエネルギーをトラッシュする効果があるものはいくつもあります。
そのようなデッキに対してこのカードを使用して、回収したいはずのエネをロストゾーンに送ることで、相手はエネルギー不足に陥って技が撃てなくなります。
現状、ロストゾーンからカードを回収できるカーでは何もありませんので、最大6枚ロストゾーンに送れば、何もできなくなるデッキは多いでしょう。
また、非V.GXのデッキでは、ふつうのつりざおでポケモンを回収することも多くありますが、それもロストできます。
カプコケコ◇やメタルソーサー、ターボパッチなど、トラッシュからエネ加速できるカードはいろんなタイプに存在しますので、それを妨害するだけで相手の技を撃つテンポが遅くなります。
プリズムスターなので1枚しか入れられません。炎デッキなら1枚くらい入れる枠を生み出して、採用を検討してみませんか?
思わぬタイミングで相手を絶望させることができますよ?
2-9.ギーマ
相手の場のポケモンに乗っているダメカンを3つまで別のポケモンに移し替える効果です。
僕が一番好きなサポートカードです。このカードを紹介するために今回の記事を書いたと言っても過言ではありません。
ダメカンをばらまく系のデッキや、場とベンチに同時に攻撃できるデッキと非常に相性が良いカードとなります。
ばらまきデッキなんかは特に、このポケモンを倒してサイドを取り切るというプランを立てた時に、必ずそれ以外のポケモンにもダメカンが乗ります。そんな時にギーマを使用して、倒そうとしているポケモンにダメカンを載せ替えることで、プランを通しやすくなります。
また、プランが立っていない序盤の攻撃で乗ったダメカンをその後のプランを立てたポケモンに載せることで、序盤の無駄な攻撃をダメージ調整として活かすこともできるため、サイドプランというものを考えるようになった中級者の方にもお勧めしたいです。
相手が「こいつはまだ大丈夫」と思っていたら、ギーマ1枚で倒されてしまって、相手のプランを崩壊させることができるので、非常に強力ではないかと思います。
3.どんなプレイヤーにお勧めしたいか
今回紹介したカードはどれも効果が独特で、実際の対戦で自分が効果的に使用できている図を想像しづらいかもしれません。
そこで、カードの性質を
・相手の妨害or自分のリスク回避、両方
・使える場面が多いor特定のタイミングで強力、その間
という分け方で表にしてみました。
こちらを参考にして、自分のプレイングや性格と照らし合わせて、ちょっと使ってみようかなという感じで試していただければと思います。
僕が一番好きなギーマはど真ん中に居たので、おそらく僕は器用貧乏なカードやデッキを好きになりやすいのかもしれませんね。
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
普段はあまり使わないカードだらけだったと思います。
僕自身こういうマイナーサポートが好きで、皆さんにも使い所を見出していただきたいと思い、記事にさせていただきました。
他にも、妨害寄りでも手札補充寄りでも、マイナーサポートはいくつもあります。
ぜひ皆さんも、「このサポートを使いこなすのはワイや!!!」と言わんばかりに、いろんなカードでポケモンカードを楽しんでいただきたいと思います!
というわけで、ぺこりんでした。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
(ヘッダー画像のグズマとスカル団の下っ端は、友人のセイザ君が描いてくれました。雑具合が完璧です。僕のTwitterから辿ればどこかにいます。)
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