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もう死にたいわ!

私は、以前近隣の包括支援センターで働いていました。包括支援センターには、他の事業所唐利用者を紹介して欲しいとやってくるのですが、私は様々なデイサービスを知っていると、いざという時に役立った。

初めて介護保険を利用する人がいて、その人のニーズに合ったデイサービスでないと、「もう2度とデイサービスなんて行きたくない!」利用に繋がらなくなるからだ。

各デイサービスによっては、その特色が違う。レクリエーションに力を入れていたり、お風呂にミストサウナがついているデイサービスもある。機能訓練に特化したデイサービスとか、食事に力を入れているところなど様々だ。

だから、私は仕事の空き時間、施設見学をさせて欲しいと回ったものだった。このやり方は当時非常に役立っていた。

それが今、私の母親がデイサービスを利用するに当たり、居宅に私からここのデイサービスを紹介して欲しいと言って、2つのお試しのうち1つのデイサービスに行き出したが、そこの古株の利用者ともめて、「2度とデイサービスに行きたくない!」となった。

デイサービスに行き出して、凄いいい状態になったので継続して行って欲しい。
「もう私、デイサービスに行くんやったら死ぬわ!」とまで言い出した。

他の食事の美味しくて、雰囲気のいいデイサービスがあることを思い出して、何とかお試しで利用してもらうことにした。

初回は、「やる事がないから退屈だ」と言っていたが、最近では毎日デイサービスの話をする始末で、おまけに週2回行きたいと言い出した。

それはそれで全然いいのだが、「もう2度とデイサービスには行かない!私にデイサービス行け言うんやったら、もう死にたいわ!」とまで言って泣き叫んでいたあの言動は、何だったのか?

老人性のヒステリーというのはわかるが、「あそこのデイサービスは、何やかんやで楽しい」と言う。

私はその「何やかんや」を知っているから、以前包括支援センターで一緒に動いていた居宅のケアマネジャーに「あのデイサービスを紹介してもらえないだろうか?」と、お願いしたのだ。

デイサービスに週2回行くのはいいんですよ。いいんだが、「デイサービスに行け言われるくらいなら死にたいわ」とまで言って、あんだけ嫌がっていたのになあって、私は思うんですよ。何かなあって。笑

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